5.0
良作どころか
傑作です。ここまで感情移入出来る作品はまだ出会ったことがなかったので星5をつけさせていただきました。
中盤までは夫側に強い共感を抱きました(というより「あよ」が怖くて読むのやめようかと思った)が、中盤以降は両者に感情移入していました。
若い人には中々馴染めない絵柄ですが、それ故に悪役の憎たらしさも際立っており登場人物は皆極めて印象的で全ての人物が物語の構成に深く関わっている様に感じました。
私の中で、ここ数年で読んだ中でも1、2を争う傑作です。
- 11
愚者の皮