4.0
読み手を選ぶ作品かも知れない
どこかの遠い町か村で、本当に起きていることを描いているのではないか・・・そんな気がしてしまうほど、感情がザワつく。
神格化した才能と、天使と死が、なぜゆえにイコールなのだろうか。解けない《なぞ》が、ありすぎる。親が自分の子を《天使に》と望むことが理不尽に感じられるけれど、1話ずつ読んでるうちに、解けないなぞは、そのまま受け容れてしまえるようになった。自分の反応に少しゾッとするものを確認できた。
あまりにも異質で共感できるものがないのに、どうして読み進めてしまうのか。幸福なストーリーとは言い難いのに、なぜだろう?
ストーリーに引きずりこまれてしまえば、作画云々は、まったく気にならなくなる。
この作品は、読み手を選ぶ作品かもしれない。
分厚い小説の行間を読むタイプの人には、是非とも勧めたい作品です。
-
0

MAMA