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ふと思ったのだけど、オークの樹の下はRPGにしたら面白そう
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ふと思ったのだけど、オークの樹の下はRPGにしたら面白そう
お花畑がみどりに光ってる
魔力?
陽射しが何かに反射して?
人は色々なことを望む
マクシーとリフタン、それぞれで、異なる望みも持っている
でも、「抱きしめ合いたい」という望みは共通
それだけで良いんだ
きっと
魔物がいたり戦争が起きたりしない世界なら、マクシーはダンサーになってたかな
コンテンポラリーのダンサー、あるいはフイギュアのスケーターか
リフタンにお花の薫り・色形を楽しむような余裕はあまりないよね・・・
最後に登場した2人の女性、ちがうかもだけど、もしかして母子家庭で、仕事として必要で、リフタンに
リフタンはマクシー以外に硬派だから、女性のなかには、かえって安心して声をかけられるという人も
リフタン
へバロンとガベルに対して、私生児を抱いた女性が城門を叩く姿を見たくないって、そういう責任感いいな、だいすき
んーん
マクシーが最後に治療した人は、もしも傷が癒えてなかったら魔物の接近で死んでしまっていたかもしれないわけで
マクシーはそのことを分かってなかったかもだけど
いずれにしても、わたしがマクシーの立場でも、たとえ身体がフラフラな状態あっても、重症の人をほっとけず治療魔法をかけていたでしょう
かりに魔法の素質がなかったとしたら、手技を勉強して
治療後すぐお城に戻ったほうがよかったけど
ルースから、リフタンは自身の命をかえりみず魔物と対峙することがあると聞かされたら、心配で、不安で、お城に帰れないでしょう
リフタンの部下が、リフタンを心配しないことに対して、どうして?と不安に
不死身でも何でもないのだから
かといってリフタンが悪いわけじゃないし
難しいな
人は、ロボットじゃない、多くの人は完璧でも何でもない、感情に流される生き物という事実を、オークの樹の下は克明に描き出している
王都のほうが防備は整ってるのかな
でも、他の問題は
わたしがいる、この日本の愛知に、怯えるような魔物はいない
オークの樹の下のアナトールでは、マクシーや領民は、魔物に日々怯えている
わたしは核兵器に
進化した動物・魔物じゃなく、道具・核兵器に
小説「獣の奏者」というものがあって、魔物というより、王獣やたしかトウダと呼ばれる巨大な獣と、主人公が対峙するシーンがあるのだけど
今回のオークの樹の下は、その情景描写を連想するものでした
どちらもアジアの作家が創造して描いた世界
ヨーロッパの作家が創造した世界の一幕だったら、また違った描写になっていたでしょう
次回はマクシーたおれちゃいそう
リフタンに激怒・・・ものすごく心配されそう
オークの樹の下は毎回読むたびに胸がいたい
出来事だけじゃなく、主人公はじめ登場人物の内面描写が、ワンシーン、またワンシーンと続くひとつひとつごとに、丁寧にされているゆえ
オークの樹の下
080話
第80話