4.0
まぁまぁ
この系統を読みすぎて、導入がやや煩雑というか、先は気になるけど、そこまでかなぁという所感。絵のきれいさは抜群です
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568位 ?
この系統を読みすぎて、導入がやや煩雑というか、先は気になるけど、そこまでかなぁという所感。絵のきれいさは抜群です
※こちらは、春時に対する感情を爆発させたレビューです。お気をつけください。
最後まで読むのが辛かった。だって鈴が津軽と結ばれるのは分かりきってたもん……だから星4なのは許してください……
春時……一生独身か……(決めつけ)一途だもんな……
それはともかく。
「家族になろう」と二人が選択するシーンで泣きそうになりました。泣いた。
春時は鈴に対する恋愛感情がなくなった訳じゃないし、きっと鈴もそれを分かってるのですよ。
でも、「決して消えることのない絆」を結ぶことを選び、これから、おそらく死ぬまで、二人は兄妹として幸せな関係を築いていくのだろう。
鈴から春時への想いは「親愛」であったけれど、春時も鈴に抱いた最初の感情は恋というよりは温かい愛だと思うのです。
気持ちはひとつじゃない。たくさんの"好き"がある。
鈴は津軽と同じくらい春時を大好きだと思う。その種類が違ってても、その価値には優劣はない。
兄様の今までが報われるのだろうと思います。
鈴が春時を幸せにしたし、春時が鈴を導いたと感じました。
この兄妹に幸あれ。
閑話休題
そして、鈴と津軽、結婚おめでとう!!!!
前作のあの夢のシーンからようやく…!
みんな幸せになーれ!!!!
一応続編含めて完読しています。
続編についてはそちらで書くことに。
春時さんがね…辛い…しんどい……まじで幸せになれ……
家では空気として無視され、義母や義姉には酷い扱いをされ、知らんおっさんに暴力を振るわれ(あれは児ポ案件)、しかもそれに父親が加担しているという……
流石に想像をするだけで心の臓が痛む。可哀想すぎる。傷だらけの幼少春時くんのシーンが辛い。
その中で、自分を無視せず笑いかけてくれた鈴は唯一の光であり、羨望の対象だったんだろう。好きであると同時に自分の持っていないものを持ってる鈴……羨みは憎しみになる…という訳ではなく、むしろ鈴にも自分へ憎悪を向けて欲しかったのでは?
自分を唯一嫌わない鈴。
自分を汚れたものとして見ない純新無垢な鈴。
春時さんはきっと誰よりも自分を嫌っていて、自分を醜いと思っているのだろう。
あの環境で心が捻てしまって、大好きな人にも嫌われたいという精神状態だったのかもしれない…
という切ない話は置いておいて、最後の番外編最高!
春時さん幸せになれと強く思ったお話でした。
最初は何が主軸のお話なのか分からず、理由も分からず不快になっていたのですが、その理由が全て自称ラーメン批評家男にあると確信し、同時に作品の主題も掴めました。日本人が古来より大好きな「成敗もの」であると。
現代のSNS問題を中心として、一人の自称評論家について描く。彼はどうしようもなく人を思いやれず、自己中心的で、我儘で身勝手。更には自分が正しいと思い込み、人からの否定的な指摘を受け付けず、自らをハイクラスだと勘違いしているのが駄目。仲間からも見放されているのに、まだ気が付かない。救いようのない人。社会の癌とでも言うのでしょうか。
そして男の発言や思想は尽くゴミです。ごめんなさい、ゴミに失礼でした。
「俺の知ってる○○はこうだった」「昔は良かったけどな」「全然駄目だな」「分かってねぇな(俺は分かってるけどな)」という、老害のテンプレを地で行くロイヤルストレートフラッシュが炸裂。それだけで読者をイライラさせられるのはむしろ褒められるべきところです。
心の中で、裕福な親子がラーメン屋で食べていることにケチをつけ、ボーイッシュな女性を貶すなんて、どれだけ器小さい人なのでしょう。考えられない。
こういう「考え」を持つことは自由ですが、この男の場合、これらを外に出すだけでなく迷惑をかけ、人の人生をめちゃくちゃにしていますから、処されてスッキリするかどうかも怪しいです。
ほんとオシャレなんだよな〜春待つ僕らも良かったけど、今回は大学生ってこともあってか、ちょっと大人め?
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