3.0
アラサーの悩みを網羅してる話
全部読み終えて、「20代後半〜30代前半までで悩むことランキング1位を書いた話」だなと思ったのが個人的意見。
・今の状況がずっと続くのかという漠然とした不安
・人恋しさに負けて惰性で付き合ってる彼氏の存在(別れた方がいいのに別れられない、諦めてる)
・世間での結婚適齢期から外れてるという謎の疎外感
これらを、主人公(30代女)×高校生男子を中心に書いてるかな。
私も主人公の人柄は嫌いですが、最終回はほんの少しだけましになってます(生き方は変わったけど、男を見る目は変わっていないけれども(笑))。
でも、この作品を読んで、
「自己肯定感はあった方がいい」という学びはありました(笑)
20代後半から30代って、自分で生きるので精一杯なのに、周りから求められることも世間体を保つのもしなきゃいけないって思いにかられて、メンタル壊しがちなこと多いんですが、ここで自己肯定感が低いと「自分では何も動けず、誰かに依存しがちな人」になり得るのかなあと思いました。
ワコも何も自分一人では変えらないから、ワコくんという存在に依存して、自分は幸せだ!という気持ちを保ってたのかな〜と勝手に解釈。(笑)
だから、読んでてイライラもする(自分でなんとかしろや!って思っちゃう(笑))
だけど、ワコはイコのおかげで人生変えられたのも事実。みんながなかなか踏み出せない一歩は、踏み出してみると意外と大きく人生変えられるんだっていうのもメッセージのひとつだと思う。
まあ、要するに何が言いたいかって言うと、「30代前半の自己肯定感の低い女の人の生き方を学びたい」なら、恋のツキを読んでみては?ってこと(笑)(笑)
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恋のツキ