牛の首2さんの投稿一覧

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評価4 19% 15
評価3 6% 5
評価2 6% 5
評価1 18% 14
11 - 15件目/全15件
  1. 評価:4.000 4.0

    ナイトキャップに最適

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    「パロディとは相当に高度な知的遊戯である」とは昔何かで読んだ言葉だけど、まさしくこの作品はその知的遊戯の佳作じゃないだろうか。
    文学作品を約10ページのマンガに、というプランそのままでも中々面白そうなのに、そこに「それを水木しげるの作風で描く」というアイディアを持ってくるのには脱帽。原作となる古典作品は勿論、水木御大の画風作風に精通し、自在に描き出せなきゃこの作品は描けないだろうと思う。まさに「高度な知的遊戯」だ。
    特に梶井基次郎の「檸檬」がお気に入り。原作からして何だか夢の中でも歩いてるみたいな幻想みがあるのに加えて、この何とも怪しい水木しげるタッチが妙ちきりんな独特の空気を醸し出している。何か檸檬が勝手にトコトコ歩いてどっか行っちゃいそうなんだよねw
    寝る前に一話ずつ読んで寝るとかいいかもしれません。

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  2. 評価:4.000 4.0

    映画も良かったけど

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    映画を先に観ました。映画が面白かったという方なら、是非ともコミック版オススメです。
    映画ではあまり詳しく描かれていなかった「ぼぎわん」自体について語られており、映画で若干消化不良だった部分がスッキリしました。ホラーとしての怖さは、映画よりコミックのが怖いかなー。
    一部と二部で明らかになる旦那のエセイクメンっぷり、映画でもウザかったけどコミック版もウザいわあwまだクライマックスの霊能者レイドバトル(違うかw)まで読み進んでませんが、ゆっくり最後まで読み進めようと思います。

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  3. 評価:4.000 4.0

    異世界でもブレない漢

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    バキ本編で烈さんお亡くなりになった時は凹みましたが、異世界行ってたのかw
    何の説明もなく異世界飛ばされて、リザードマンとエンカウントしても何ひとつ動じてない烈さんが好きです。てかバキのキャラ、大体異世界でも生きていけそうだけどw

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  4. 評価:4.000 4.0

    60年代の台湾にて

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    舞台は1960年代、軍事政権下にあった台湾。原作ゲームでもそうでしたが、中華風ホラーの異国情緒と禍々しさの他、軍事政権下らしい「憲兵に連れていかれて帰って来ない人」「密告者の存在」といったヒトコワ要素も語られ、何とも息づまるような閉塞感があります。大きな音やグロ表現で驚かせるのではなく、独特の乾いた静けさの中でストーリーが進むのも素晴らしい。
    60年代のレトロな台湾のロケーションの美しさは流石にゲームには及びませんが、主人公の目を通して見る「恐ろしいもの」の怖さはコミック版の方が怖かったです。そして、ゲームより詳しく主人公周りの事情が語られているので、ゲームを遊んだ人にも、これから遊ぶ人にもより楽しめる作品だと思います。
    まだ始めの方までしか読んでないけど、結末はゲームと一緒?それとも違うのかな……?

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  5. 評価:4.000 4.0

    珍しいアジアン洒落怖

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    日本と似ているようでやっぱりどこか違う、異国情緒たっぷりの現代都市怪談。
    昔の洒落怖スレにあったような話もあれば(舞台になった国が違うと表現が微妙に異なるのも面白い)、日本じゃ見たことないシチュエーションの怪談もあって飽きない。個人的には、第2話(マレーシアのお話)のラストに戦慄しました……。
    絵柄が独特なので好き嫌いが分かれるかもだけど、絵が気にならないなら読んで損は無いと思う。アニメ「闇芝居」とか好きな人なら刺さるかも。

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