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なんだかいまひとつ好きになれない
おかしみを感じさせるのは「ファブル」と同様、恐ろしい殺傷力を持った兵士なのに、日常の細かなバイトをやって世間離れしているがために割とボケてるように見られがちなその裏で能力を使って危険な人助けをしてたり、というところなのかもしれないけど「ファブル」よりも実際の戦争を想起させるところが暗い気持ちになるので、英雄なのかもしれないが、あまり読んでて楽しい気持ちにはなれない。
作品中、テレビで捕虜の首が並んでいるのが映ってたりするけど、現実では日本のテレビでは映さないし、ところどころ酷く残虐なところがあって、戦争好きな人が描いてるのかな、と思うと、島崎の立ち位置はナルシスト的な気もするし、批判的な気持ちになる。
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平和の国の島崎へ