4.0
SNS依存性の果て
トイプードルの虐待を除けば、成人になっても主人公を甘やかして育てていた両親、その甘やかせから自己中心的に、虚飾に溺れた主人公、既に嫁がいるのに主人公と関係を持ってしまった姉の旦那…と、ある意味「家庭問題」なのでは?
「イタイ」人間を見付ける事は、ネットでも、リアルでも存在する。
ただ、今回の作品は「イタイ」だけで第三者には迷惑を掛けてはいない。
主人公のSNSを見て、笑っているだけならまだしも、取引先の人間との関係を隠し撮りをし、ネット上にアップするのは、どうかと思う。
(今回は金に釣られてしまったが、もし両者が、実は真の恋愛関係で結ばれている場合は、どう責任を取るつもりなのだろう…)
それを社内で知らない人がいない程にさらし、揃いも揃ってバカにして笑う方が、正直どうかしている。
これでは集団いじめでは無いのか?
あと6年もすれば、主人公を隠し撮りし、罵倒していた後輩達も「ババア」の年代になった行くし、後輩も沢山出来るだろう。
そんな時、自分が同じ目に遭うのでは?とは考えなかったのだろうか?
でも、こう言った人間(無理してキラキラ女子、それを突き落とそうとする側)は、このご時世、どこにでも居そうと思ってしまった。
展開が余りに速すぎて、もう少し話を踏み込んで(延ばして)読みたかった…のが、正直な感想。(★が少ないのはこの点)
最後に。
作者さんは人物も犬も、とても丁寧な描き方をしていて、キャラの感情表現も豊かですので、もっと素晴らしい作品で出会えれば嬉しいですね。
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ゴミ屋敷とトイプードルと私【読切版】