1.0
うわっ
ふうくんの言い分って、つまりこう?
「ワコはいざとなったらパートに逃げられていいね。女が出産や子育てで正社員を続けられないのは知ってるよ。でも子育てという役目があるからこそ女は責任と重圧のある正社員にならなくていいって公然と社会が言うんだから、逃げられていいよね」
ってことでしょ。
でもふうくんの本当に救いようがないところは、こんな感じで「子供を産んで俺のお世話する人」をナチュラルにワコに押し付けて、ワコもそれでもういいよってあきらめて「子供を産んで一生ふうくんのお世話する人」の立場を一度は受け入れようとしていたのに、
「子供を産むだいたいの時期」さえふうくんはワコに約束ができない事。
(パートのワコの方が正社員のふうくんよりも貯金はあるし、生活費も多く払っているの最低)
五年もずっとアラサーのワコの出産リミットを削り続けていて、これからも削るつもりでいる事がふうくんを希に見るサイコパスにしている。
こんな男に育てられる子供がかわいそう。
「ワコには才能も情熱もないんだから」とふうくんは言うけど、才能はともかく「情熱」のほうは、何度言っても脱いだ靴下を片付けないし、寝ながら屁をこくノンデリなふうくんが不潔な生活をワコに押し付けているから情熱が学習性無力感に消されていくんだと思う。
でもワコ嫌い。年齢の割に甘すぎ。
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恋のツキ