5.0
ツノがあっても気にならない人たちサイコー
とにかく絵がかわいい。学生の設定でありがちな虐めや差別などの表現がない、誰でも穏やかな気持ちで読める漫画。
この作品を読んでこれ良いなと思ったものがある。それは架空生物の龍の能力(炎など)が主人公に次々と付与されてる点。もし自分たちが考える龍の能力は“空を飛ぶための翼が生える”や
“龍に変身できる”と身体につけ加える、もしくは人間の原型をなくすなどに行き着くと思う。しかしこの漫画は、属性能力を足していってることが自分は好きだなと感じた。まだ1巻しか出ていないが現時点で発現している能力は複数出ているがネタバレになってしまうので、1つだけ紹介したい。
彼女は火炎放射を覚えているのだが、今はまだ炎を吐くだけとしか認識できない。ただの妄想でしかないが、その火炎放射の能力で今後いろいろ登場人物を助けることが出来るのではと読んでいて思った。彼女の設定は人と会話したくないなどの人間関係を積極的に築かない性格。しかし、自分の能力で人を助けるとしたらどうだろうか。赤の他人との接触で、その人たちは彼女のツノや能力に興味を示す。会話が成立し、成長していく。こんな展開があるかもしれない。
自分はこの主人公の成長を期待している。それがどういうきっかけで進んでいくか考えるとより楽しむことができるのではと思う。
心温まるストーリーなので、ぜひ読んでほしい。
-
2









ルリドラゴン