爽と瑠衣…同時期に妊娠がわかりました。
爽にとっては悲願の妊娠…一方、瑠衣にとっては…
ここ数話、命の選択を考えさせられました。
それにしても、こんな大事なことを秋山に伝えないという爽と瑠衣の考えに個人的には“?”が付きました。
二人の事情や思いをきちんと秋山に話せば、彼のような人は一定の理解を示すのでは…と思いました。
時折出る瑠衣の深刻な状態からの入院…爽と一真が子育てをしているような場面…この辺りはどうなっているのか気になります!
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爽と瑠衣…同時期に妊娠がわかりました。
爽にとっては悲願の妊娠…一方、瑠衣にとっては…
ここ数話、命の選択を考えさせられました。
それにしても、こんな大事なことを秋山に伝えないという爽と瑠衣の考えに個人的には“?”が付きました。
二人の事情や思いをきちんと秋山に話せば、彼のような人は一定の理解を示すのでは…と思いました。
時折出る瑠衣の深刻な状態からの入院…爽と一真が子育てをしているような場面…この辺りはどうなっているのか気になります!
瑠衣が美和子へ直接謝罪をする回でした。
謝罪をしたい…という気持ちが瑠衣に芽生えたことは、とても大きな変化だと思いました。
一方、開口一番…美和子の厳しい言葉も納得が行きました。
美和子は秋山と別れ、今がとてもベストな状態だからこそ心にゆとりが持て、今の彼らを受け止めることができたのだろうと思いました。
美和子は本当に強くなりました!
この回はいち読者としましても、少し救われた感じがしました(^^;
ある意味、美和子にとっては、彼らと係わり、いざこざがあったけれど、子どもも授かり、自身も変われた…“災い転じて…”なんとやら…と思っても良いのかな?
瑠衣の暴走、また一真から観た瑠衣の生活(過去)が垣間見れた回でした。
突然、瑠衣が爽の実家にやって来る…恐怖でしかありませんね。ただ…徐々に瑠衣の内にあるものが吹き出しているので、読者としては彼女の思いとともに常軌を逸した行動が繋がって行きます…
一真から観た爽と瑠衣…一真が作った食事を提供した際、それぞれの反応が違った…という描写は興味深いものがありました。食事というのは、育ったものが出ると聴きますので…特に瑠衣の場合、食に興味がないというあの様子から、家族と楽しく食事をしたり、お手製のものを食べた経験が乏しいのだろう…と思わせたひとコマでした。
また“白で勝つ”…という瑠衣の台詞も少し衝撃を受けました。“白を持ったら禁手を狙え”という言葉があります…一般的には禁じ手を使ってでもゲームを面白くするという意味合い(たとえ)なのだそうですが…瑠衣の場合、“どんな手を使ってでも爽たちに勝つ”という強いメッセージが隠された表現なのかなぁ…と少し深読みをしてしまいました(苦笑)
それにしても、一真が瑠衣にも手料理を振る舞っていたなんて…瑠衣に夢中になっていたあの頃を思い出し、複雑な思いです…
ここ数話…爽・瑠衣、親たちと本音の話し合い(ぶつかり合い)があり見入ってしまいました。
特に爽と瑠衣…身体も心も痛々しい。
それぞれが苦しみを抱えて生きて来たことが強く伝わりました…また率直に瑠衣の泣き叫ぶ姿、その感情を引き出し、受け止めた爽にもぐっときました。
冷静になると、何らかの事情で子どもと生き別れた親たちの“その後の生活(再婚や子どもの有無等)”を子どもに話すこと、子どもが知ることの難しさを考えさせられます。
この作品では、根底に家族関係の複雑さがあります。子どもたち(爽・瑠衣)は、家族について自分たちで調べたり…人伝に聴いたりして、結局、一部事実ではない形で伝わったこともあり、それが彼女たちをより苦しめたように思います。しかし、この親たちの事情が事情だけに子どもたちとしては、聞いて良かったのか…どうか…(読者としては真相がわかったので、少しすっきりしたように思いますが…)
さておき…親たちが対面を果たし、ついに真相が明らかになったところで、どう納めて行くのか気になります。
爽と瑠衣…それぞれきついことを言うなぁ…と思ったけれど…その内容は妙に納得しました。
ここ数話…衝撃的な内容でした!
爽も瑠衣も…事情は違えど、親の都合で振り回され…相当辛い少女期を送って来たのね…
爽の場合、母親は精神的に病んでしまったけれど、父親に愛された記憶…当時の恋人(秋山)や友人たちがいたことが救いになったように思う。
一方の瑠衣は…両親の愛情を感じることなく、友人にも恵まれず…救いの義兄(秋山)も去ってしまい…救いもなければ、憎しみしかなくなってしまった…ということでしょうか…
根が深い…彼らは今後どう向き合って行くのか…とても気になります。
ここ数話…睦月と一真の関係性が描かれた内容でした。
睦月はお姉さんのことで相当苦しんだ…到底今も癒えず、一真への恨みは相当のものだと察します。
一真…こうなるまで何も気づかない…何より自分勝手に全てを捨て、今に至ること…人としてどうなのでしょう…酷すぎます。
爽は睦月たちに直接何かをしたわけではないけれど…今まで片目を閉じ、知らないこと・知ろうとしなかったことがこの場合…ある意味、罪だったということでしょうね…
しかし、睦月に対する爽の心からの謝罪がお姉さんの面影と重なったところがグッと来ました。睦月の気持ちにも多少変化がありそうな…?
爽…一真…秋山…それから瑠衣と睦月…様々な事情が少しずつ明らかになって来ました。今後の展開が大いに気になります。
それぞれ新たな道に進んで行くような内容でした。
まずは爽と一真…個人的には改心してからの一真を応援したい一方、やはり瑠衣との過去が頭をかすめ…複雑ですね。
爽の良さ、結婚や家庭の意味合いを失敗から気付き、学んだことは評価したい。ただ…“爽とやり直したい”“爽との子どもが欲しい”と申し出るのは、時期尚早ではないかなぁ…と。
爽と瑠衣は異母姉妹であり、つまり一真はどちらとも関係を持ってしまった。
しかも、一時期は瑠衣にかなり本気になっていたことを思うと…“瑠衣とは生涯共にしたいとは思えない”…なんて…これまた軽々しいような…変に残ってしまいました。
それから瑠衣…ある時から憎しみや復讐心が生きる活力(?)目標(?)だったようですね。頭が良く、美人な人とお見受けしたので、考え方を変えれば…案外、一人でもうまく生きていけそう…と、個人的には思ってしまう…
さておき、生い立ちを思うと同情してしまうところもあるのですが…爽を始め、周りの人たちの人生を悪戯に狂わせたのは事実。これについては曖昧にせず、人として反省や償いはして欲しいですね…
秋山はここに来ても…瑠衣を守るのですね…
いつもとても優しい人だけれど…どうなのでしょう?
何か…すっきりしない…
とにもかくにも…人間関係が濃いので、どのように納めて行くのか…そして皆の未来に注目です!
衝撃的な内容でした!
あってはならないことが起きてしまった。
睦月からすると、姉を不幸にした一真への復讐の一心で…瑠衣と共にした。しかし…実際は、瑠衣が爽の名前を使い、姉を追い詰め死に至らしめた…睦月は瑠衣に復讐心を煽られ利用されていた…ということでしょう。
姉の時もそうだったように…最愛の人の前で命を奪う行為は、余程の憎しみが込められているようで、胸が締め付けられる思いでした。
姉の死…駿(姉の子)の無念…姉を不幸にした一真…信じていた瑠衣の裏切り…彼もまた心の持って行き場のないくらい辛いことばかりです…
瑠衣はどうなるのか…睦月はどうなるのか…目の前で目撃者した秋山はどうなるのか…
今後の展開がとても気になります!
秋山と美和子はとうとう離婚へと踏み出すのね…
美和子(妻)の気持ちは解らなくはない。
確かに離婚届にサインをして、あっさり(?)郵送されても…ね(苦笑)
そもそも爽や瑠衣と再会さえなければ、問題なく仲の良い家族だったのに…秋山は彼女たちの再会(問題)にいつしかどっぷりになってしまった。
美和子としては家族が置いてきぼりになり、理解し難かったのだろう…と。
一方、秋山の疲労感も解る。(大方、読者も疲弊中です…)様々な問題を背負い込み、美和子・爽…瑠衣…周囲への気遣いもする…
ただ…この状況において“瑠衣のことは爽には伝えないようにしよう…”等、爽への気遣いないのでしょうけれど、問題が起きた時に知れたら、また大事になるのでは…?
こういうことが返って問題を複雑化してしまっているような気がしてなりません。
またこのタイミングで爽に会うのも…気持ちは解るけれど悩ましいところ…
いち読者として、こんなことを思いながら読み進めています…
ギルティ ~鳴かぬ蛍が身を焦がす~
119話
Episode 56(2)