5.0
リアルで面白い
とても読みやすいし面白いです。
私も幼少期から成人するまで辺鄙な田舎に住んでました。
ここまで酷くは無いけれど田舎出身の人が読むと『あるある!』と思うネタが部分的に沢山あると思います。
必要かどうかは関係なく、近所の人が野菜や作ったおかず、自作した手芸作品など分けてくれます。ありがたい時もあります。
でも干渉してくる人もとても多い。主人公が運動会の後に『ここの住人は民度が低い』と地元の人に愚痴るシーンがありますが、あんなことを新しく引っ越してきた人が言ったらそりゃすぐに噂話が広がるので、孤立してしまうと思います。
私も子供の頃、親からよく近所の人の近況を聞かされてました。そんな風に干渉されるのが嫌で、成人して独り暮らしするまでは凄く窮屈でした。その反動から今は都心に住んでます。
田舎は土地も安く、スーパーなどでの買い物も安い。みんな顔見知りなので、変質者が出て逃げ込むときも、都会よりは家に入れてくれる確率は高いと思います。
でもその分、人と人との関わりが都会よりもずっと密なので、周りに合わせて上手くやっていける人なら田舎の環境に合ってるけど、私には無理でした。
本当にマイホーム購入する場合は慎重に決めるべきだと改めて考えさせられました。
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家を建てたら自治会がヤバすぎた