5.0
「何者にもなれなかった」人には刺さる
バナーでよく見たので一読。
何故か泣いてしまった。
「負けに美学を見出す」一面が日本にはあるが、この漫画の主人公は真逆の考え方。
受験、スポーツ、仕事。程度は違えど、みんな何かに対し「勝つためには何が必要か」を必死に考えて、負けて挫折を味わい、自分に保険をかけるようになっていく。
この漫画で描かれるチームメイトや、イタリア人スカウトの表す「日本人」がまさにそれ。
そういう「何者にもなれなかった」状態になる前に主人公にチャンスが訪れるからこそ、心が揺さぶられたのかもしれない。
まだ一部しか読んでいないが、引き続きこの漫画は読んでいきたい。
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カテナチオ