5.0
一人語りが心地よい
主人公の猫猫は美人なのにそれを隠して、自らを被験者として薬の有効性、毒性を調べるのが何よりも好きな薬師見習い。ストーリーはその猫猫の心の中での独り言で進んでいく
権力争いに巻き込まれないよう、本人はできるだけ目立たないようにしているのに、権力に媚びず、薬の勉強のついでに大きな事件の推理をやってしまうものだから、男も女もたらし込む謎の宦官壬氏様や妃、帝までが頼りにし、あれこれ調べ事を持ち込みむように
そして煌びやかな世界の上級の御方々の愚かな姿が明らかになってゆく
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薬屋のひとりごと