ブルズさんの投稿一覧

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1 - 3件目/全3件
  1. 評価:4.000 4.0

    タイトルの意味

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    読み進めていって、タイトルの意味がわかった気がしました。

    このお話は、ミステリーであってミステリーではないのですね。
    作者が本当に作品から世の中に発信したいことは別にある。
    ミステリーはその媒介。
    だからこそ、このタイトルになっているのですね。

    整くんが常々感じている一言一言、女として私も常々感じてきました。これを読んで、考えを肯定してもらえた気がしてとても嬉しく感じましたし、世の男性にも読んでもらえたらと思いました。

    媒介であるミステリーも、単独で十分面白いのですが、整くんの「刺さる一言(どころではない)」が加わっていることで、他にない唯一無二な空気感が出ています。

    一つ気になったのは、掲載雑誌の関係もあるのか、その「刺さる言葉」が男性へのお説教じみた話に偏りがちで、ミステリーの構成に割って入る異物感が目立った箇所が所々あったことです。
    でもこれは完全に私の感覚のものかと思いますし、楽しむのに気にならないレベルです。

    多くの人にとって楽しめる、ハッとさせられる、肯定してもらえる作品だと思います。

    • 168
  2. 評価:2.000 2.0

    ???

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    王子と弟くんのビジュアルが素晴らしいので、2点にしました。

    話の途中までは「なんで主人公が王子好きってことになったかよくわかんないなー読んでけばわかるかな?」くらいのはてなだったんですが、そこを解消する間もなくあれよあれよと矛盾満載、一般常識を逸脱した展開になっていき、はてなだらけになってしまいました…
    最後に全部種明かしされることを願って読み進めましたが、矛盾は矛盾のまま解消されず終わりました…
    キャラ一人一人に魅力はあるのに、シナリオ構成がほんとに残念です。
    キャラの背景もあまり描かれず、心理描写に納得しきれなかったです。
    展開が全体的に無理矢理で常識がなく感じました。

    • 14
  3. 評価:5.000 5.0

    一味違った幼なじみもの

    私は幼なじみの恋愛漫画が大好きなのでよく読むんですが、この作品は王道と見せかけて「そういくか!?」って展開があったりと、かなり新鮮に楽しめました。
    タイトルの壁は、「幼なじみ」という関係性の壁のことですね。それのせいで、主人公の女の子の真琴は幼なじみの怜太に壁ドンされてもときめきませんw その反応が楽しい。
    でも、真琴の、家庭の事情ゆえのトラウマ・背景について描写してくれてるので、逆にどんなに幼なじみの彼を大事にしてるか伝わってきます。お互いに相手が大好きだからこその攻防です。

    「付き合うまでの過程」を楽しみたい人向けの作品だと思います!

    • 3

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