5.0
成瀬があきらめなくてよかった!
あんなことがあったのに、すきじゃない、つきあわないって言われたら、ゆきセンパイの素直になれない気持ちを察していたとしても、もういいやになっちゃいそうなのに。
よっぽど好きか、勝算があるのか(笑)
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32位 ?
成瀬があきらめなくてよかった!
あんなことがあったのに、すきじゃない、つきあわないって言われたら、ゆきセンパイの素直になれない気持ちを察していたとしても、もういいやになっちゃいそうなのに。
よっぽど好きか、勝算があるのか(笑)
軽い気持ちで読み始めたのに、苦しくてせつなくて、ありえないくらいの読後感でした。
ずっと結末は示唆されていて予想できていても、そうなってくれるなと思いながら読み進めましたが、やっぱりこうなるしかなかった。
即位後のお話は、身体が動かなくなった姿を見せたくなかった薄星、存命だったとしても共に過ごすことのできない二人の人生の苦しさ寂しさ、遺体が見つからなかったことで今日来なかったから明日かも明後日かもと生きることができた亜姫(これははっきりするより辛いかもですが)と考え、薄星との別れのかたちを納得しようとしながら読みました。
だから、亜姫が消えるというここまでのストーリーとはテイストが違うことが起こりましたが、ありえないんだけど、多分ないんだけど、もしかしてもしかしたら薄星が本当に迎えに来たのかもしれない?という「可能性」とも言えないような不思議を見せてもらったことで、読んでいた私が少し救われました。(結末はやはり死後の再会と思っていますが)
せつなくて読み返すことはできないと思いますが、薄星が亜姫に残した手紙によって、だいぶ悲愴感は和らぎました。
いつか自分が旅立つ時、自分の大事な人が旅立つ辛いときに思い出して心の支えにしたくなるような手紙でした。
元カノエピソードが何回かありましたが、結果ゆきセンパイに繋がったと成瀬が話していたので、中学の元カノだしそれで終わりだと思っていました。
二人の仲が強まってから再び出てきてから、はっきり元カノと判明するまでもなくおばちゃんは不安だったのですが、ここまでのこじれになってしまうとは。
意外だったのは成瀬の態度で、袴田くんのことがあるとはいえ、ここまで硬化させちゃうんだーと。
成瀬が肩に手を添えた時の心情が、ゆきセンパイのフラッシュバックで想像はできるもののはっきりとは説明されず、その後の態度もあって、私の中で作中最大の鬱エピソードになってしまいました。
そして個人的には完結するまでそして読破後も一連のエピソードをひきずってしまい、今でもその気持ちを解消したくてみなさんのコメントを読んでいます。
前回のそのあとってどうなっちゃったの
諏訪さん この短期間でゆきセンパイの性格を理解していて、試合見に行けるようにもっていってくれた。
こういうイケメンはこの先なんだか危険だ···
女に関してはクズであってくれ。
ゆきセンパイ、とりあえずお礼言いましょうか。
成瀬の目は不安のあらわれなのかな。寂しそうです。
ゆきセンパイのピンチに成瀬が来てくれました。
しかし、由希は成瀬にばれるのわかってるのに、諏訪さんのことを言えませんでしたね。
言ったところで盛大にヤキモチやかれるでしょうが、由希に教えてもらえなかったってところは回避できたはずで、成瀬の気持ちに配慮できてないではないですか。(バイト決めた時とは違ってお願いされたのに)
由希ははずかしい、ばかにされる、しつこくされるなどと自分のことが先にきちゃうので、この先成瀬に限界が来ないか心配です。
邪魔が入るのはお約束だけど、なかなかな入り方でした。
しかし、どちらも素直になれてていい感じ。
極力何もしないから行ってもいい?ってどこのエロおやじだ(笑)
成瀬のエプロン妄想では名前呼びされるんだね。願望?(笑)
あと、人伝てやめてとか、ブーメランですよ由希センパイ!
なまいきざかり。
013話
第4話(3/3)