前半(前話)の流れからすると、今回は蛇足感があったな。
響が別れの痛みだけを強烈に引き摺ってて、大好きなのに別れたくないからここで終わりにしたいとかワケワカランこと言い出して、そこは青山がサラッと払拭してくれるんだろうと思ったら、まさかの斜め上の勘違い(笑)
そうだった、青山ってこういうヤツだった···
響は元彼が女性と歩いてるのを見ても、ショックは受けてもそれは青山に置き換えて想像してしまったから。元彼を好きだった気持ちは既に過去のものになってしまってるのがわかるのに、ここであえて元彼と遭遇させて、青山との対比を念押しする必要があったのか。(まあちょっと混乱はしてたけど)
青山を追いかけなきゃと思いながらもクレープを奢ってもらったり、元彼に相応しい(と響が思ってる)服装や振舞いでないことを後悔したり、さっきの大好きになっちゃう発言とかどこいったの?ていう謎の展開。
ようやく気持ちが固まって戻ってみれば、青山と潮が勘違いさせる気満々の距離感で座ってるっていう。さくらんぼの茎うんぬんのレクチャーで、膝の間に入らなきゃいけないほど接近する必要ないよね?
最後はめでたしめでたしでよかったんだけど、これまで面白く読んでたんだけど、今回はちょっと作為的でいろいろ面倒くさかった。
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フラレガール
007話
第3話(2/2)