ロランのマスクはやっぱり瞳の色なのか。不吉だとかいうくだらない理由はともかく、命を奪われるところだったなんて。王太后に逆らえない理由はわかったけど、助けたのは情だけではなさそうだけどね···
それを進言したのは継妃の兄の大司教だそうだけど、生まれてすぐということは、その時から既に妹を妃にするつもりがあったということだよね。ではロランの母である前王妃の死因が流行病っていうのも怪しくなるな。
さて、ロランが有能だということはよくわかったし、ヴァール側の思惑もかわいいものではなかった。だけど、そもそもの発端は大衆の面前での婚約破棄だったことを考えると、非はフロリン側にあるのにこのロランの口撃はなんだかヴァールが気の毒···まああの婚約破棄劇で重傷を負ったのは、宣言した王太子とフロリン側ではあるのだけど。
あと、セルジュは交渉には向かないね。挑発に乗ってしまうようでは、簡単に攻め込まれる口実を作ってしまうわ。
それにしてもこんな国家の一大事に寝込む国王は死んだらいいと思うし、王太后も貴族を宥めるよりもヴァールとの交渉の方が大事では? ここはロランを引っ張り出す為にわざとだったのならあれだけど、そうじゃないのなら国王親子がアホの極みなのは王太后にもその気があるからだわ。
さて、ヒロインを攫ったのは元夫だったけど、この人が王宮にまで手を回せるかしら。背後に王太后いない? こうなったらロランを王子に戻してマルグリットと婚約させたいはずで、それにはヒロインは邪魔なのだから。
そういえばヴァールとの交渉は、自治は認めないのならどういう方向でまとまったのかしら。
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離縁されました。再婚しました。
018話
第18話 さらわれたクロエ