5.0
名作です
ひだのぶこ先生の[銀色のフラッシュ]以来2作目に読んだフィギュア漫画です。当時日本フィギュア界は五十嵐文男さん松村充さん渡部絵美さん全盛期でペアは岡部由紀子さん無良隆志さんペアが海外でも好評でした。無良さんはシングルでも活躍していました。現在はGPシリーズのNHK杯もこの頃開催が始まったのを記憶しています。作中の【沢田カップ】はNHK杯が元になったのでは?と思っていました。元々フィギュアは好きでしたがペアに興味を持ったのは[アランフェス]のおかげです。旧ソ連のイリナ・ロドリナペア、マリナ・ペストーワペアも大好きでした。亜季実ちゃんと黒川さんの物語は愛あり悲しい別離ありまた再会とフィギュアに賭ける二人の想いとか感動モノです。黒川さんの弟の隆クンも筒美さん貝谷さんも好きでした。40年以上前の作品ですが今読んでも内容は色褪せてません。今でも大好きな作品です。まだ全巻自宅にあります。文庫版も購入しコレクションしてました。とにかくオススメです。別冊マーガレット連載で毎月発売日翌日は「読んだ!?」「読んだ!!」が友人との合言葉でした。クラスの女子半数は読んでいました。この作品がきっかけで槇村先生のコミックスは1作目からイマジンまで一時は全作集めていました。絵の作風は現在の作品より古く感じるかもしれませんが是非全巻読んで欲しい物語です。筒美・貝谷夫妻がコーチとして登場する[白のファルーカ]や[ボレロ][モーメント 永遠の一瞬]もオススメです。
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愛のアランフェス