4.0
推理ものとして読むと面白い
前半が主人公2人の好きだの嫌いだのが幼稚な感じでしらけますが、後になるにしたがってミステリー風というか推理モノっぽくなっていき、そこが面白いです。
何度か読み返していると「ん?」と引っかかる描写があって(伏線?)いろいろ想像してしまいます。双子は本当は他の誰かの子供なのかな?とか。雅人を見守るおっさん2人や片目の殺し屋はいい味出してますね。
謎解き役に元新聞記者が出てくるけど、この人の場面はちょっと怠い。
末っ子の専属の眼帯メイドのキャラがこの物語の中では浮いている感じがして彼女の出てくる場面があんまり好きになれない。
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天堂家物語