5.0
このお話で私も救われた気持ちになりました。
二年前、病気で母との突然の別れを経験しました。
私の家も子供の時に両親が離婚して母と二人で生きてきて、突然母との別れを覚悟しなければならない状況になった時、本当に洸くんと同じ事を思い、母が亡くなってからは抜け殻のように生きてきました。
母が亡くなった時、二人目の子がお腹にいて母も退院したらと楽しみにしてくれたり、そばにいて助けてあげられなくてごめんねと最後まで私や上の子の事を心配してくれて。
お母さんは本当に何にも変えられない大きくて温かい、かけがえのない存在だと痛感しました。
どうしていたら母の命を助けられたんだろうや、助けてあげられなかった申し訳なさ、自分の行動全てを責め、楽しいと思う事・笑ったりする事・自分が普通に生きている事自体許されてはいけないんだと。
でもこのお話の中の双葉ちゃんと洸くんそれぞれの言葉を活字で見て、あぁ私もそうなんだ...と救われた気持ちになりました。
ありがとうございました。
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アオハライド
056話
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