5.0
利発さと知識欲が素晴らしい
薬師はバカでは務まらない。知識と経験を経て真摯に命と対峙する、そんな使命感や正義感が必要で、主人公はそれを身につけ処世術としているのが良い。
-
0
3810位 ?
薬師はバカでは務まらない。知識と経験を経て真摯に命と対峙する、そんな使命感や正義感が必要で、主人公はそれを身につけ処世術としているのが良い。
見合いが破談になる理由が体のアザという設定が、何だか差別感で重たく感じられたので1話でほったらかしにしていたが、読み進めて良かったと思える内容になった。
薬師の学びを人生の渡りとして真に生かす生き方が好き。その努力や姿勢を買ってくれる人もいて救われるので、読んでいて気持ちがいい。
シチュエーションが素晴らしい。言葉遊び的な命名感もよく考えられているし、各話のストーリーが身につまされたりして引き込まれる。
作画の雰囲気とタイトルからストーリーの想像がつかなかったが、読み進めていく内に引き込まれていく人間模様が上手く描かれている。
タイムスリップ系のストーリーでも、医学の世界で諭される場面が多く妙に納得してしまう。その勢いで次が気になり読みたくなる一冊。
職場での顔、二人でいる時の顔、その差異がいかに細かく描写されているか、何をきっかけに惹かれていくか、共感できる作品。
設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています
薬屋のひとりごと