4.0
最終的には5です
央さんは大人ですね。
生い立ちから、そうならざるを得なかったのかも知れませんが。
仕事が出来て、包容力もあって、志も情熱も同じ方向を見てる。
そんな人が身近にいたら惹かれますよね。
でも、乗り越えて欲しかったな。
諦めなくてもいいと気づいて欲しかった。
側に居られない年月を過ごしたとしても、いつか、一緒に居られる時は来る、自分の気持ち次第だと。
そして、結婚は人生の一部、子育てもひと段落したら、新たなステージに行ってもいいのでは。
それが、恋人でも夫婦でもない関係だとしても、側に行って、彼の世界を見据えた想いや情熱に触れて、ジャーナリズムをもっともっと勉強して、リスペクトし合い、お互いに寄り添う関係になれるのかも。
あの未曾有の震災を生き延びたからこそ、心残りのない人生にして欲しい。
きっと、央さんは送り出してくれる、私はそう思います。
一気読みした後、心が痛くて翌日頭から離れなかった。
自分の気持ちを鎮める為に追記を書いて見ました。
Dear逹道様
お元気ですか?
益々のご活躍、折に触れ拝見いたしております。
真田と娘に背中を押されました。
海外のジャーナリズムを身近に触れて、もっともっと勉強したい。
あなたの、生涯情熱を捧げてきた仕事への想いに触れたい。
どんな人生を歩んで来たのか、色んな話を聴きたい。
あなたの側に居させてもらえませんか?
友人でいいです。
時々話をして笑い合って、それだけでいいです。
ご多忙の中、申し訳ありません。
お返事をお待ちしております。
Dear千華羅
お元気そうですね。
新聞記事、欠かさず拝見してました。
まずは、友達から。
四角屋根の我が家に、1部屋用意します。
お転婆さん、長い旅路、気をつけていらして下さい。
君の人生の話もじっくり聴かせてください。
あっ、迎えに来てくださったんですか?
はは、そりゃそうでしょ、いつ家に到着するか解らないですからね。
あ〜、私だってちゃんと下調べして来てますよ。
そっか。
荷物持つ。
その前に、左手出して。
えっ?
動かない右腕に彼女の手を絡ませた。
これって..友人なんですか?
友人にも色々あるだろ。。
真っ赤になる逹道に、遠い昔の面影を見て、心が震えた。
その後を想像して最終的に点数5です。
皆様にもそれぞれの続編があります様に。
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チ・カ・ラ