4.0
胸糞だけじゃない
特に広告でなんとなくこんな展開あるのかな?と思っている人がいればほぼその通り、いやそれ以上の胸糞展開で怒りとやるせなさで吐き気がするけれど、後半で本当に一筋の、蜘蛛の糸ほどのかすかな光が見えるまでグッと堪えて読み続けてほしい。
そのあとの展開がとてもスッキリ!とは言えないが、でも最後まで読んでよかったと思えるのではないか。
少なくとも私は胸に溜まった黒いものが最後の一話の最後のシーンで浄化され、涙と共に少し流れた気がしている。
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adabana―徒花―