5.0
雑誌掲載時からのファン
まず絵が好みなんですよね、すごく。グロ系スプラッタ系に耐性の無い方には厳しい作風なのでしょうが雑誌掲載時から追いかけていた私には今尚愛してやまない作品の一つです。というか三家本先生の作品はどれも好きです。
良くも悪くも敵も味方も、なんならゾンビも人間味溢れる魅力的なキャラクター揃いです。敵ながら憎めないと思うことも結構あります、思い切りのいい割に考えが足りなかったり詰めが甘かったりバカだったりと程好いB級感。死体をゾンビにする能力者が主人公と一見入り口の狭い設定が、扉を開けてみたら笑いもあり涙もあり色々拗らせたメーター振り切れた感のある敵もあり。
ただ本当に人もゾンビもばたばた死んでいくので、まぁゾンビは元々死んでるのであれですけど…テンポは悪くないんですが、その点では単調と捉える方もそれなりにいると思います。絵柄でも好き嫌いは結構分かれそうですね。
最近また読み返していたんですけど、何故か三巻だけがなかなか手に入らず長いこと読めずにいたので思いきってこちらで購入。
- 9
ゾンビ屋れい子