3.0
無料分だけでは、謎の多い作品かなぁ?
絵柄が好みだったので、無料の2話分だけ読んでみましたが…
主人公はブラック企業で過剰勤務中の女性。
なんとなく読んでいた本の中に、帝国の姫として転生するのですが、本の中の姫は、自身の17歳の誕生日に、父親である氷の皇帝に、挨拶に行く途中、その父親に殺されてしまいます。
その後、姫を殺した筈の皇帝は、姫の亡骸を抱きしめながら、全てを凍らせ、世界の終焉を迎える。
という、なんだそりゃ?ってモヤモヤする内容でした。
主人公も、本を読み終えた後、内容に疑問符を抱えながら、眠りにつくのですが、次に目覚めた時には、本の中の姫(赤ちゃん)に転生していた、という感じでしたが…
少し気になったのが、子育て世代からすると、何故乳児に哺乳瓶3本も?おまけにミルクの飲ませ方も、おかしいでしょって、思わず突っ込まずにはいられませんでした(笑)
育児したこと無い人が、書いているのかな?等々思わず考えてしまいました。
転生後、初対面でいきなり父親の皇帝に攻撃を受け、命の危機を感じた主人公は、今後の対策として、父親への愛嬌を振り撒くという、行動に出ますが、この辺の展開は、他の作品でよく見る設定だなぁ~と思いました。
皇帝が赤ちゃんの主人公に、おでこにキスをするシーンがあるのですが、その時の赤ちゃんのサイズバランスも大分気になりました(笑)
2話しかまだ読んでませんが、皇帝が娘に対して、愛情が無い様にはみえません。
あとだしで、魔物がいる世界とあり、その情報を元に読んでみると、皇帝が姫に対して攻撃した時、周りに黒いモヤもあり、あれが魔物なら、むしろ姫を守ろうとしていたのかな?
それなら冒頭で姫が死んでしまった時、亡骸抱きしめ世界を凍らせたのも、ほんとうは最愛の娘と思っていて、絶望感からなのかな?と思ってしまいました。
まぁ、設定も絵柄も悪くはないですが…
課金して読むかと聞かれると、2話だけではそこまではハマらなかったので、保留…ですかね。
- 8
氷の皇帝の娘はラクじゃない