5.0
忘れられない作品
いつまでも忘れられない作品がある
それがこの作品です
人の儚さや愚かさ、すべてを飲み込む壮大なスケールなのに、繊細でいまにも砕けてしまいそうな張り詰めた緊張感
何度も何度も読み返していた思い出深い作品です
答えが見つかりそうで漠然と掴めない、そんな不安がいつまでもどこかにひっかかっているのに、読後の涼やかな清涼感に心が洗われるようです
電子書籍で再び読めることに感謝します
純文学のようでもあり
現代的テーマもあり
漫画でこそ表現できる素晴らしさも兼ね備えています
秀逸な作品であることは間違いないです
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夢の夢