5.0
意超さんとの契約を破ると意超さんに○される死の呪い。前任のおっさんが土曜日に辞めて次の土曜日に死んでるから、違反してから死ぬまでのスパンはおそらく契約と同じ1週間。
ただしそれまでに新しい違反者が現れると意超さんはそっちを優先して襲うので、違反から1週間以内に新しい違反者を仕立て上げれば一時的に死の順番を遅らせることができる。
だから先生たちは高時給の裏バイトで用務員を募るっては、意超さんとの契約を雇用契約に偽装して、1週間以内に自主退職させることで違反者を作り続けていた。
もし用務員が見つからなかった場合は、適当な生徒を騙して約束事を結ばせて違反者にしてたんだろうね。
とはいえ先生たちが黒幕というわけではなく、先生たちも過去に何らかの形で騙して契約を結ばされて違反して、死にたくないから新しい違反者を作り続けてたってだけで、そもそも誰が何目的で意超さんと契約し始めたのかが分からない。
おそらく本来は意超さんとの契約に何かしらのメリットがあったんだと思うんだけど、違反したときの死を遅らせる方法が発見された辺りからメリット部分が語られなくなって、ただ死を押し付け合う呪いに変質したんじゃないかな?
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