5.0
本当は真逆の二人
クールビューティで元優秀な陸上選手だったあきらとあきらのバイト先の冴えない見た目に10円ハゲのファミレスの店長。
一見、店長は人生に諦念を抱いている様に見えますが、実際は大学生の頃から小説を書き続けて、今でもその熱が燻ってプロへの夢を断ち切れていない。
あきらは部活中に負った怪我を厳しい治療を行えば再び陸上選手として復帰できるのに、その決断を選べず自分自身に諦念を抱き燻っている。
自分の一番好きな事への落とし所が見つけられずにいる者同士がひょんなことから出会い、共鳴が呼び起こされた感情の綾なり、年齢や立場を超えて互いを異性としてゆっくりとより深くへ理解して惹かれていく。その過程には恋には年齢差が関係無い唯一の関係、と思わせてくれる。
結末はどうであれ、二人とも加油!
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恋は雨上がりのように