ほくろやまさんの投稿一覧

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1 - 10件目/全18件
  1. 評価:5.000 5.0

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    みんな勝手に生きていて最高

    ジョージ朝倉先生のマンガの素晴らしいところは
    登場人物がみんな自分に正直すぎるぐらい正直なところ。
    青年マンガで中学生男子が主人公の今作でもそれは変わらないというか、
    教育的配慮を加えてもなお自分に素直に生きよ、というポリシーは変わらないのだな、と胸が熱くなりました。

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

    NEW
    しんしんと迫る病魔

    別名義での作品がとても好きで、
    これからの活躍に期待していたところにご病気がわかり
    闘病に専念されると伺い、心配していました。
    新たな名義で絵柄もとても変わりましたが
    細やかな心理描写は健在で嬉しくなりました。
    サテコさんの得難い個性に感服しました。

    • 0
  3. 評価:5.000 5.0

    NEW
    とぼけたタイムリープもの

    河内遥先生の持ち味といえば
    軽妙なやりとりとユーモアのセンス。
    『涙雨とセレナーデ』はタイムリープや政略結婚という運命への抵抗など
    割とシリアスな要素が多く、ノリも王道少女マンガ寄りですが
    だからこそ時々見せるたーくんの天然ぶりや
    照れる陽菜がスカしたりするシーンが
    切なく見え、作品にスパイスを加えているなと感じます。

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    NEW
    おままごとのような夫婦

    シュンくんは本当に30代か??と思うほどふわっとしてるし、
    チカちゃんもなんだか学生さんみたいなノリの子なので、
    夫婦ならではのダルくて濃い空気感があまりなくて
    なんだか心配になってしまうな、と初っ端から思っていたんですが
    隙だらけというかなんというか、やはり波乱があり……という。
    志村貴子(敬称略)の、この細かい揉め事を解像度高く描いてくるスキルは本当に凄い。
    他の方が『こいいじ』を読んでから読むべしと書かれていて、そうしたほうが確かに読みやすいと思います。

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  5. 評価:4.000 4.0

    NEW
    キャラの濃い女子がいっぱい

    オフィスが舞台のお仕事マンガのようなタイトルですが、
    実際の舞台はマンガ家のお仕事場。
    自己肯定感低めだけど周りに恵まれている主人公のマンガ家・双見先生を囲む
    クールでシゴデキなアシスタント(=親友の妹)、
    ツンデレ天然な編集さん(編集部の人たちもみんなキャラの濃い女性)、
    マンガの監修でお世話になっている将棋棋士(くずしろ先生の別作品に登場するあの人です)、
    飲兵衛でかまってちゃんの先輩マンガ家と
    次から次へと現れる女子!
    ハイテンションさとゆるさのバランスが絶妙な日常が描かれながら、
    双見先生のステップアップが描かれているのが何気にすごい。

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    NEW
    言語化の度合いが絶妙

    サッカーは好きでよく観るのですが、
    プロの選手がどういう動きを目指しているのかが
    イマイチよくわかっていませんでした。
    『アオアシ』の主人公のアシトにはもちろんマンガ的なチートもあるのですが、
    ひとつ上のレベルに進むために明確に補うべきものがでてきます。
    アシトがこのレベルで通用するようになるには、
    これができるようにならなくてはいけないのだなということが
    素人にもある程度わかる形で描かれているところがすごいなと。
    女子キャラの古臭さ(いい子ゆえに気になる)はなんとかならないかなと思いますが、名作です。

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  7. 評価:5.000 5.0

    いたたまれなさを緻密に描く

    ほのぼのとした絵柄と細やかなディテールで描かれる日々のつまずきや劣等感。
    「そっちに行っちゃだめ!!!」って何度思ったことか……友達の現状を見せられているような生々しさ。

    • 0
  8. 評価:5.000 5.0

    ジャンル「人生」

    それぞれの生きづらさを抱えながら出会って恋愛をし、結婚に踏み出そうとする男女。
    しかしそこには予想外の困難が待ち受けており……。
    問題の描き方や、主人公ふたりの対処の仕方が非常に「今」を感じる。

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  9. 評価:5.000 5.0

    壮絶なのに透明感がある作品

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    祖父母の介護に苦しんだ母、暴力に走り自死した弟、長らく疎遠で、電話越しに心ない言葉をぶつけてきた父……著者である高松霞さんのあまりにも過酷な境遇は、もし文章で読んだらさぞかし苦しくなっただろうと思う。
    しかし読み終わってみると、桜田洋さんの浮遊感のあるイラストによって苦しさとは違う、不思議な読後感が残る。
    なんだろう、こんなこともあるのだな、という清々しさだろうか。
    当事者も当事者でなくても、読んでほしい作品。

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  10. 評価:5.000 5.0

    不自然なテンポの悪さが怖い

    遅回しの動画のようにゆっくりとした会話、終始艶めかしい母親、何かを強いられたかのようにうなだれ続ける主人公。
    いつ読んでも見事に作り込まれた居心地の悪さを体感できる作品だと思う。

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