4.0
読み始めは主人公が貧相で可愛げなく、虐げられていて読んでいてしんどかったです。あまり画力がない?と思っていたのですが、きちんと食事を摂ってふっくらしてきて、嫁ぐ頃にはヌリタスも随分と美人になりました。
ただ、嫉妬の嵐のアビオとメイリーン…もうひと波乱ありそうで読者側もまだしんどいですね。
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30550位 ?
読み始めは主人公が貧相で可愛げなく、虐げられていて読んでいてしんどかったです。あまり画力がない?と思っていたのですが、きちんと食事を摂ってふっくらしてきて、嫁ぐ頃にはヌリタスも随分と美人になりました。
ただ、嫉妬の嵐のアビオとメイリーン…もうひと波乱ありそうで読者側もまだしんどいですね。
単にリョウがタイムスリップして義経として生きるのではありません。義経が現代にタイムスリップしてきた際に記憶を書き換えられ、しばらく女子高生のりょうとして生きていたが、追って現代にやって来た弁慶と共にりょうの記憶のまま過去へ帰って生きていく物語。
維盛とくっついて欲しかったので叶わなかった時は切なかった…。そして、あの頼朝が歪んだ愛に目覚めたときも、それがきっかけで史実のように進んでいくことも…。
私はリョウとは性格も考え方もかなり違うので、リョウに感情移入はあまりしませんでした。余りに靡かない弁慶に私は痺れを切らして、そんな男を想うのはもうやめなよ!とか、私ならこう行動するのに!なんて思いながら読んでいました。
笑いどころも多々ありつつ、ヒロインが前向きで度胸があり、サバサバしていて読んでいて気持ちがいいです。私の義母もかなり困った人なので共感もありました。
タイロンが求婚を受け入れたところまで読みましたが続きが気になります。
このような作品に出会えて幸せです。
石蕗に露呈して懐妊、まではベタな展開かなと思いますが、そこから展開が読めなくなりどんどん引き込まれていきました。
また時代考証もしっかりなされており、注釈もあったので勉強にもなりました。
その辺りの時代を扱った作品だと上田倫子先生の「リョウ」も好きなのですが、個人的には超えてきました。
【辛口評価】
頭足りてない系無鉄砲純粋ヒロインと、嫁しか勝たん絶倫イケメン旦那のお惚気漫画って感じ。
作者が「キリエとカオルにこういう絡みをさせたい」という理想のシーンに持っていくためにヒロインを無理矢理操作した結果、カオルが名家の嫁とは思えない程おバカキャラになってしまったと私は推測。話の構成は素人の夢小説レベルかな。
童顔で高い位置でのツインテール?も良家の嫁として似つかわしくないというか。
微塵も感情移入出来ず。
【ここが良かった】
情事も描かれているが、いやらしくなく爽やか。
絵も美しいので読んでいられる。
男性キャラがイケメン。
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ヌリタス~偽りの花嫁~