5.0
号泣しました
無料から読み始め、課金して一気に最終話まで読んでしまいました。涙腺崩壊です。
これはぜひ最後まで読んで頂きたいなと思いました。
最初は、ラブラブなおじいちゃんとおばあちゃんが幸せだった昔を思い出して「幸せな人生でしたねぇ」と懐かしんで終わる話かなぁと思っていたのですが、読み進めると、太平洋戦争時代の思い出になっていき、2人の大切な人達が次々と亡くなっていき、その辛さや苦しさ、亡くなった人たちの無念や虚しさなどを、全部抱えて乗り越えて来た、重みのある「幸せでしたねぇ」だと気付かされます。
それと対比する様に、現代パートには子や孫などが登場し、無情な戦争時代を頑張って生き抜いた人達がいたからこそ幸せな現代、新しい世代に繋がったのだという事もうまく表現されていると思います。
日本を取り巻く情勢が不安定な今だからこそ、胸にくる物がありました。
戦争を知る人も減り、TVでも戦争を扱ったドラマなどが減ってきた今、紙媒体も購入して子供達にも読んで欲しいと思うお話でした。
個人的には、お兄さんの夢であった建築士に、2人の息子がなっているのが胸熱でした。
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