5.0
魅力あふれる作品でした
実は漫画より先にドラマを観て魅力的な作品だったので、その後漫画を一気読みしました。なので、ドラマ化を全否定はしません。ただ、やっぱり作者の方の納得のいく脚本であることは大前提だと思います。今回のような悲しいことは二度と起きて欲しくありません。ドラマ化、映画化は、どうしてもコンパクトにしなければならないので、話が飛びまくるのも仕方ないとは思いますが、全ては作者さんの意向に沿った形にしなければ、なんの意味もないですよね。
過去に多田かおるさんが、イタズラなKISSの連載途中に不慮の事故で亡くなり、戸部けいこ先生も、光とともにの作品の終盤で闘病の末に亡くなり、無念な形で連載が終わってしまったことを思い出しましたが、今回の芦原妃名子先生の死は余りにも悲しすぎました。不器用な田中さんが背筋を伸ばし、ベリーダンスという武器を身につけキラキラと輝いてる姿は、世の中の女性の励ましになっていたはずです。ドラマの中の木南晴夏さんは、その世界観を見事に表現していたし、めるる、メアリージュンさん、漫画に、かなり寄せてた安田顕さんや川村壱馬さんも漫画から抜け出たようで、とても楽しく観ていました。それだけに、裏で、こんな悲しい辛いことがあったことが残念でなりません。俳優さん達も被害者です。
こんなことが二度と起こらないことを心の底から祈ると共に、漫画家の方々、長生きして連載を続けてください。是非!
- 13
セクシー田中さん