4.0
度を超えたドジな矢野くん
矢野くんのドジは度を超えてます(笑)
でもそこが気になる、、
矢野くん見てると癒されます~
母性本能くすぐられる矢野くんのお話。
-
0
21330位 ?
矢野くんのドジは度を超えてます(笑)
でもそこが気になる、、
矢野くん見てると癒されます~
母性本能くすぐられる矢野くんのお話。
初めから面白い!と思えました。
誤解が解けるまでの焦れったい感じがとにかく好きで、前半の数話は何度か読み返しています。
よくある「地味子×キラ男」くんのお話かと思いきや、ちょっと違っていて5話くらいから私は引き込まれました。
人たらしな葛西くん。
でも正直。
地味、、というより男の子に対してトラウマがあって男子がそもそも苦手な牟田ちゃん。
でも独りよがりにならずに葛西くんには頑張り屋。
応援せずにはいられません!!
実家に入ってくれた旦那様と実家暮らし。
実母も同居で姉や姪も出入りする、、家族のために尽くすこんな安泰な暮らしをエデンと表して表面的には上手くいってる体で多くを望まない主人公。でも1番仲良しな女友達は家庭、子供が在りながらも奔放に自分を楽しんでいる。
主人公もほんとうのところは、、、
見ないようにしてきた夫のこと、実母のこと、妊活のこと、家族の犠牲になる自分、向き合うとエデンとは決して言えない場所に立って耐えている。
ひとまわり以上離れた男の子との出会い(再会?!)から物語が動き出します。
タイトルで『さようなら』宣言しているから、きっと出ていく選択肢を取るんだろうなと踏んでいますが、ありがちな設定ですがワクワク読めます。
友達にいたんです。
すいれんちゃんみたいにほんとは喋れるのに学校では話せない女の子。
ジェスチャーだけでコミュニケーションを取ってほんとうに伝えたいことは家に帰ってお手紙で書いてくる、そんな女の子。
なので、すいれんちゃんの設定にはすんなり入ることが出来ました。
他の方も書いているように好みは分かれるかもしれません。
でも物語には静かな時間が流れていて、主人公の心の動きに集中できます。
好きな人の前では喋れなくなる恋する女の子特有の感じとすいれんちゃんのしゃべれない自分に対する葛藤がリンクして、もう何とも言えなくなるというか。。
私も好きな子にはしゃべれなくなるし、なんなら近づくことも出来なくなった遠くから愛でていたい、、ってなっちゃうので、成就なんてしません笑。
すいれんちゃんの方が『蝶々になってあなたのそばにいきたい』なんて発想あって私よりも積極的。励まされちゃうなぁ。
情景と心理を絵と間で表現するというのでしょうか、この作家さんの『静』な世界が私はとても好きです。
川澄くんも硬派な男子で。
主人公の居ないところでの感情を漫画では描いてくれるから心の動きや彼の優しさ読み取れますが、実際ならどう攻めたらお近づきになれるのか分かんない系男子でしょうねー。うん、本人に好きってギア入んないと動かない系ですね。
こんな男子に好かれてみたい。
一緒に両想い楽しみたい。
川澄くんは本当にクラスに居そうな目立つ方じゃない物静かだけど、人知れず頑張ってる、女の子とは積極的に喋れないけれど、、自分をしっかりもっている素敵な男の子です。
2人の気持ちと距離感が近づくスピードがゆっくりなのも私には好感です。
最終話で
これまでの静かな流れから一気に動に動いたように思えて、読んでいて1人ぽつんと取り残されたように私には感じられました。
なので星をひとつだけとってあります。
本当に大好きな世界感で好きなお話なのですがごめんなさい、正直に。
設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています
矢野くんの普通の日々