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短編の名手たち
小説もそうだけれど、漫画もこんな短編集がもっと欲しいものと思います。短編で光る才能をわざわざ長伸ばしして疲弊させる必要なんてない。
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32429位 ?
小説もそうだけれど、漫画もこんな短編集がもっと欲しいものと思います。短編で光る才能をわざわざ長伸ばしして疲弊させる必要なんてない。
吉野朔美に似てますね。羞じらいを含んだ斜に構え方。少年まんがで育って、かつ知的な環境にいる人なんでしょう。日本の都会と郷里の田舎の狭間で、自分の女を重荷にしてしまった。傷つきやすさ全開で、いつまでも若いな、と感心する反面、若い間にフィクションではなく、本物の異国に行って、住んで、自我を鍛えて欲しい、と思う。
吉野さんが早く逝きすぎたからね。
こんなガラスのハートから、どんな本当のストーリーテラーが生まれるか、見せてくださいよ。
かがみくんのキャラがいい。作家の観察眼と才能が遺憾なく発揮されている。
おそらく、連載するうちに主役カップルに人気が集まって、読者の気持ちを汲んだ作画・展開になったのだと思います。連載のいいところと悪いところですね。でも、読者の意見を反映しつつシナリオが作り変えられる「連載」は、日本の漫画産業で完成して、アメリカのミニシリーズドラマの形式に輸出されたフィクション形式。作家を責めてはいけません。ここには何の個人的価値観も、理想も、メッセージもありません。全て、大多数の読者の自己イメージです。
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こわいはなし 大人のための極上ホラー