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政治というよりは
女王は波乱万丈だなあ、というお話。絵柄の問題でもあり、淡々と進んでいく分、人間味とか感情移入するにはストーリー性は弱い。生臭いところや、処刑のエピソードが苦手な人には優しいと思う。特に、復讐の動機とかカタルシスとか、盛り上げが無くさっさと退場していくわりに、主人公だけは然程苦労しないので、ドラマティックな王家のドロドロを期待しないで。
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女王は波乱万丈だなあ、というお話。絵柄の問題でもあり、淡々と進んでいく分、人間味とか感情移入するにはストーリー性は弱い。生臭いところや、処刑のエピソードが苦手な人には優しいと思う。特に、復讐の動機とかカタルシスとか、盛り上げが無くさっさと退場していくわりに、主人公だけは然程苦労しないので、ドラマティックな王家のドロドロを期待しないで。
ヒーローの娘、マライアの活躍ぶりが愛らしいラブストーリー。6ヶ月の妊婦って設定がすごいですけど、ショートストーリーのわりにきちんとツボを押さえているので、多少駆け足でも良いお話だなと思います。後半の方も、ショートだけど結構切なくって良いお話だと思う。後半は恋愛軸というより人生ドラマって感じです。
そんな終わり方⁉︎と思いますが、あんな最低なヒーローを許すのは確かに…という意味で、納得のストーリーかと。手酷い恋のトラウマに捉えられたすごくピュアなラブストーリー。ちょっとあり得ないくらい恋愛感が乙女でドラマチックですが笑、ま、ハーレクインだから。原作では、なかったシーンやセリフ変更があるのですが、その再編が秀逸。ある意味、原作で納得いかなかったところをきちんと描写してくれています。
実はそうだったのか、が一番良かった。サスペンスというほどではないにせよ(主軸にはなってない)ストーリーは恋愛に終始しないので、実際、原作でもこんなにヒロインに対して紳士的なのか一番きになるところ。恋愛要素の描写、もうちょい欲しい
さちみりほさんのヒロインは、ストーリーの演出と、コメディ要素があるからか、シリアスで繊細な絵なのに可愛らしくて、嫌味にならなくて、健気で強い。まさにその良さが醍醐味のストーリーです。恋愛に終始せす、領主(の妻)としての成長が描かれているのって珍しいような。
絵の好き嫌いはあるのかもしれませんが、落ち着いた印象の絵だからこそヒロイン達の葛藤が印象的に感じる。子供たちも可愛い。記憶喪失のまま愛が生まれていくストーリーは、子供達とラウル両方あるからこそ良いお話なんだと思う。
タイトルの読み方を認識理解したのは、最後まで読んでからだったが。老人の漫画にありがちな辛さはそこそこに、命を大事にすること、夫婦愛自体がすごく伝わる。
えらく派手な貴族のロマンスかと思いきや、没落貴族で不幸だけど美人で強い女海賊と、エリザベス女王の腹心だけど見た目はヘナチョコ貴族とのヒストリカルロマンス。サスペンスあり、ロマンスあり、コメディあり。短いながらも、話の展開がうまくって楽しめました。ロマンスも甘さの中に切なさがある描写が上手い作家さんなので、安心して買いました。
あーよかった、ほんとよかった。最初からラストは分かっているけど、兎に角自分の幸せを二の次にしてしまうヒロインを、追いかける公爵様。公爵も、たいがい鈍臭いのでかなりイタチごっこをやる羽目に。ただ6話の割にページ数が多いのか、読み応えはなかなかあります。
端折られているのか、ヒロインが無防備なだけならまだしも
ただただ無謀で無知なので何故セレブが好きになったのかがわからない…お人好しなのはいいけど、ハーレクインよろしく子供は絶対産むんだけど、それだけ…最後の結婚式での兄の一言だけが良かったかな。
まあまあの王道っぷりなので、それでも良いですがドラマ性は薄め。
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王国の子