1.0
里親制度を知らない
酷い内容です。主人公の過酷な運命の描写はまた別の問題として、作者が里親制度、その倫理について何も勉強、理解されていないことに憤りを感じます。里子に嫌悪感を持ち、その養育を拒否する祖母がいる家庭になんぞ大事な子どもを託すわけがない。家族全員の同意がないと里親制度は成立しないのです。さらに子どもには出自をきちんと話す責任が里親にはあります。謄本で子どもが初めて知るなんてバカバカしいし、演出も古い。子どものための里親制度であって、不妊夫婦のための制度ではない。漫画、フィクションにまともに意見してもどうかとは思うが、あまりにもずさんな設定であきれる。読み手に誤解を与えかねる内容だと思います。
- 4
セカンド・マザー~のぞみの場合~