kfmmkmmfkさんの投稿一覧

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1 - 5件目/全5件
  1. 評価:5.000 5.0

    心のなかに居てほしいキャラクター

    現実の周りに陰口を叩く人がいなくても(いるけど)、落ち込んだり自分を責めるときにこの漫画の優しさを思い出して元気を貰えます。

    表紙が可愛くておしゃれで飾って並べたくなります。

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  2. 評価:4.000 4.0

    愛とは

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    広告を見て、タイトルと絵に惹かれました。

    自己への愛、他者に求める愛、他者への愛の表現が心底上手くて自然で面白いです。
    歪み淀んだ愛も美しい愛も求めたけど得られなかった愛も描かれ、それも連鎖とパズルが面白いように組み合わされていて一気に読んでしまいました。
    誰しもが完璧ではない、美しくない(見た目や物語の美醜ではなく、時には現実は厳しい)ものもあり、人間と人間の不完全さ故の愛おしさを感じられます。周りの人に勧めたくなるほど、とても好きな作品です。

    最近私自身が愛ってなんだろうなと考えることがありました。理想と、性愛と、自己愛と、他者への愛と…。
    これらってお互いの認識がずれると大事故になるし、だけど人や相手によっては素直にさらけ出しにくいこともあるし、愛ってとても面倒くさいものなんですよね。
    他作品を例に出して恐縮ですが、『からくりサーカス』のフェイスレスの愛も思い出しました。

    他者にどれだけ愛を捧げても、その相手から必ずしも求めるものが返ってくるわけではない。
    そんな当たり前のことなのに、わからなくしてしまう。愛は人を狂わせてしまうのだと改めて感じました。

    だけど未麗と光靖と花呼のような、清水と守屋のような、相手に寄り添う愛情はきっとあるし、そう願いたい。そんな自信と勇気を貰えました。

    今後のストーリーも楽しみにしています。
    最終話まで読んだらまた再度レビューしたいと思います。

    この作品の全キャラが好きなので、掘り下げ話や話の最後のある日のシーンが描かれていてとても嬉しいです!
    これからも応援しています。

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  3. 評価:3.000 3.0

    毒や呪いは伝染し、弱い者を選ぶ

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    まず自語りします。
    祖母(90後)と元職場の女性先輩(40後)が作者の母、作者と同じタイプでした。

    祖母は外ではニコニコの良い人を装い、家の中では愚痴とブチギレまくり。
    元職場の女性先輩は機嫌の良し悪しの差が激しく、良い時は他人の悪口程度、悪い時は叫んで物に当たり散らしてました。大企業にもヤベーやついるんだな、このままでは自分の精神衛生上良くないなと思い数カ月で辞めました。

    二人の共通点は以下の通りです。
    ・自分で自分のことを「いつも優しくて穏やかな人」だと本気で思っている
    ・何でも自分を正当化する
    ・自分が世界の中心
    ・性格や立場が自分より弱そうな人を「理性的に」選んで攻撃する
    ・弱そうな人に少しでも反撃される(例:「は?」と返事をする)だけでビクッと怯える
    ・弱そうな人に甘えっぱなし
    ・自分の言動や気持ちを省みない
    ・周囲に毒やストレスを撒き散らす

    私が学生の頃母が若干毒入ってましたが、一人暮らしして物理的に距離を置くことで毒が抜け、私が何も言わなくても本人が「自分は毒親だった」と自覚しました。今はお互いにちょうどいい関係になっています。

    人格者の祖父、恋人や周囲の友人たちに「女神」「見たことのないくらい優しくて良い人」と言って貰えることが多いです。当の私は「諦めてるだけなんだよな…」と思いますが、少しはマシな人間になれているだろうかと安心しています。

    何が言いたいかというと、毒は毒を生み、呪いは呪いを伝染し、それらの被害者はいつも彼彼女らにとっての弱者であることです。

    毒や呪いにかかった弱者は多少なりとも同じく、毒や呪いを撒き散らします。

    では毒の人間にならないようにするにはどうすれば?
    それは「今の自分の気持ちは何故こうなっているのか」という具体的な内省を何度もすること。早めに毒から物理的に距離を取ること。
    内省してるのに!と思うのは自分にとって正しく内省できていないのだと思います。

    作者も内省していますが、やり方が適切ではなかった(自分自身の本当に嫌な面に一歩踏み出して向き合わなかった)ために、モヤモヤイライラが解消できずそのまま「人や状況を選んで」キレています。

    どう努力しても無理と思うなら、それでいいと思います。

    ですが、その感情や愛情を受ける側にも拒否や距離を置くといった選択が自由にできるということを、忘れないでください。

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  4. 評価:5.000 5.0

    向き合うことの大切さ

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    広告で見かけたデフォルメのこゆきちゃんが可愛くて面白くて買ったらもう最後まで面白かったです!!嫌なキャラが出てきても最終的にこゆきちゃんパワーで良い方向に自分の足で向かうのが後味爽やかでとても良かったです。
    推しを見守る気持ちわかる〜〜!!と唸りながら読んでしまいました。
    恋愛だけでなく、誰かと共に生きていく上で、自分自身の気持ちや向き合いたい人と正直に向き合うのというのはとても大切だと改めて気付かされました。
    自分自身の気持ちと向き合ったり、人と正直に向き合うことって大人でも難しいことだと思います。難しいことだけど、こゆきちゃんたちは照れながらも言葉や答えに迷いながらも、失敗しながらも、踏み出して向き合うことを選んだ。とても勇気が必要なことだと思います。
    自分の気持ちや人間関係に悩んだら読み返したい作品です。素敵な作品をありがとうございました!

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  5. 評価:5.000 5.0

    サスペンスラブコメディ

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    この漫画のためだけにめちゃコミに登録しました。
    毎話面白いです。原作が読みたくなるくらいに話が面白いし、でもその前に漫画を全話読破してから!と思うくらいに絵と漫画が良い。漫画を描く者なのですが、見せ方が上手いし、何より藤子さんが可愛らしい。
    仁科さんフィルターがかかってる時の藤子さんも、仁科さんに純粋に恋してる時の藤子さんも可愛らしいし、性格が強くて時折心が揺れるのが人間味があって、物凄く魅力的な主人公です。
    仁科さんの開き直りが時々うざい!となりますが、面白いんですよね。不思議と嫌悪感を抱くような不快なキャラクターがいないので読みやすいし、だけど内容はしっかり楽しくて面白くて怖いので、一話一話読み応えがあります。
    漫画として凄く面白いので1ページの編成も気になったので紙でも買います!続きが楽しみです。これからも応援しています!

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