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お母さん、現実を見て!!
バニシング、この作品で初めて知りました。
私は流産歴が無いので、子を失った辛さは体験したこと無いですが、どの子もその子なりのかわいさがあって、大切な宝物です。子供を比べたり、子供たちに優劣をつけたりどちらかを選ぶなんて絶対に出来ません。
もう一人も無事に産んであげたかったというお母さんの気持ちもよく分かりますが、目の前にいる子の気持ちをないがしろにして、亡き子の好物ばかり食卓に並べたり、「レイは?レイは?」としつこく聞いたりと、無神経にも程があると思います。
そのままでは、いつか目に前に居る子もあなたから離れてしまい失うことになりますよ、と言いたい。
澪もレイも辛いですね、きっとお互いに申し訳ないとか思ってるんでしょうね。
そこに兄弟愛も感じて、切ない気持ちになります。
タイトルにも書いたけど、お母さんには「もしあの込も産まれていれば」とか「もう一人の子も、どうにか会って話したい」なんて思いに囚われず、現実を見つめて、澪を澪として愛してあげて欲しい。
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バニシング・ツイン~私の中の君~