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1 - 5件目/全5件

  1. 評価:4.000 4.0

    波瀾万丈すぎるストーリー

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    作品当初、ほぼ無一文で家を出た早梅が金持ちボンボンの壱成に拾われ、達成するとお金をあげる無茶振りゲームを早梅にさせる「あり得ない」展開でスタート。
    壱成の実家である旅館に早梅が入ってからも、壱成の兄が若い頃早梅といい関係だったことが分かるとか、兄のストーカーまがいの女に命を狙われるとか「あり得ない」展開で進む。
    最後まで旅館にまつわる関係者がたくさん登場し、壱成と早梅は互いに好きになり、どんでん返しのある「あり得ない」最後を迎え、早梅は壱成と結ばれる。

    出てくるキャラクターもとても作り込まれていてホロッとくる場面も多々あって、ストーリーの肝は筋が通っていて納得感もある。

    ただ上記の通り「あり得ない」展開が多すぎて
    途中少し気持ちがついていけなくて読むことが疲れてしまう部分があった。最初からイベントを少し詰め込み過ぎているように思う。
    せっかく早梅と壱成の関係性の描写は悪くないのにイベントがごちゃごちゃしていて、とてももったいないと思い☆マイナス1とした。

    「プロミス・シンデレラ」(小学館)はドラマ化も良かったらしく名前をよく聞くようになっていた。
    そして小学館漫画賞少女部門でノミネートされたものの落選し、同じくかなりハマっていた「消えた初恋」(集英社)が受賞した。
    テイストが全く違う2作品だが、ストーリー展開の巧妙さに大きな差があるように思う。派手な「あり得ない」展開を多用され過ぎると、現実感が大きく失われてしまうことがあるからだ。
    なので「消えた初恋」が「プロミス・シンデレラ」を制して受賞したのは必然だと思った。

    • 0
  2. 評価:4.000 4.0

    イベントが多過ぎて唐突な印象あり

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    白石さよ先生原作の漫画ということで読破しました。
    社会人向きの漫画としてあり得そうな企業の事情なども入り、お見合いする経緯も不自然ではありませんでした。絵もきれいに描かれていました。
    ただ乃梨子と鷹取部長がそれぞれどう好きになっていったかが分かりにくく、乃梨子の恋敵登場や乃梨子の親が倒れるなどのイベントが多く詰め込まれ、ところどころ唐突な印象がありました。
    白石先生原作ならば「冷たい上司と嘘の恋」シリーズがやはり一番素敵です。イベントは少なくて構わないので、登場人物それぞれの人物描写をじっくり行った方が感情移入がしやすいと思います。白石先生と高島先生のタッグがベストなのかもしれません。

    • 0
  3. 評価:4.000 4.0

    30年越しに読破

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    小学生の時からりぼんっ子だったので、吉住先生の「ハンサムな彼女」「ママレード・ボーイ」はもちろん知っていました。毎日無料分で思い出しながら懐かしく読んでいました。
    でもなぜか「ママレード・ボーイ」がどう終わったのかが思い出せなくて、課金して全て読破しました。
    最終巻の第8巻が1996年初版と知り、納得。
    連載の途中でいつの間にかりぼんを卒業していたからでした。
    なので大学生になった後の話は初めて読み、光希と遊の両親Sへの告白にはグッと来ました。
    綺麗な絵と緻密な人物描写はとても30年前に始まった作品とは思えないほど、今でも通用する素晴らしい内容です。

    ☆マイナス1にした理由は、両親Sの身勝手さが大人になり更にあり得ないと思ったからです。
    同居時に高校生だった光希と遊にはちゃんと話しておくべきだったでしょう。
    特に遊は小学生から大学生まで、自分の本当の父親が誰か分からずに悩んでおり、深く傷ついていることに胸が痛くなりました。
    当時は子どもを軽んじる傾向があり仕方ないかとは思いますが、やはり子どもが親の身勝手で理不尽に傷つくのは、当時の読者にも身につまされ辛く思う子どももいたのではと想像します。

    今「ママレード・ボーイlittle」を読んでいて、登場人物の大人になったその後が垣間見えて楽しいです。
    吉住先生は「little」の単行本でかつての登場人物のその後を描くのは気が進まないとお話されていましたが、やはりその後を読むことが出来るのは当時の読者としてとても嬉しいので、「ハンサムな彼女」や「ミントな僕ら」もその後が読めたらと思います。

    • 1
  4. 評価:4.000 4.0

    やっぱりりぼんっ子です

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    まさに小学生時代にリアルタイムに読んでいて、今回も読破しました。
    今改めて読み返すと芸能界という日常とはかけ離れた状況設定ではありますが、それゆえにドキドキが増して読んでいて楽しかったです。
    背伸びして読んでいた頃を思い出し、何だか癒されました。

    今の王道の少女漫画にも引き継がれているところが多いと思います。かつてりぼんっ子だった皆さんにも、例えば咲坂先生の作品を読んでみてほしいです。今なら毎日無料で読めるものもあります。
    未央と一哉のその後は、ママレード・ボーイのようにいつか描かれる時が来るのかな。それが楽しみです。

    • 0
  5. 評価:4.000 4.0

    表情の描写や心情表現が丁寧だったが…

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    毎日無料で少しずつ読み進めようと思いましたが、ストレス発散に少女マンガが読みたくなり一気に最後まで課金して読破しました。

    この作家さんの特徴として付き合うまでが長いことはレビューで知っていましたし、体育祭などエピソードがしっかり作り込まれていたところは、既に両思いでも長く感じませんでした。

    ところが蓮くんがいよいよ告白を決めたその日に、仁菜子と安堂くんが突然チンピラに絡まれ暴力を振るわれるエピソードなどは脈略もなく唐突すぎて、明らかに引き伸ばすためのエピソードに読めてしまいました。
    既に焦らされてきているところでこのエピソードなので、せっかくの読後感が悪くなってしまいました。
    これならば付き合ってからのページにもう少し割くとか、進路選択など高校卒業までの物語にするなどした方が良かったように思います。
    引き伸ばすためのエピソードであっても、しっかり作り込まれていないと、ただイライラするだけになってしまいます。

    まだ「アオハライド」「ふりふら」は読んでいる途中なので、そちらで咲坂先生がどういう進化を見せていくのかを知るのが楽しみです。

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全ての内容:★★★★☆ 1 - 5件目/全5件

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