1.0
毎回?となる
もやもやするので気になって最後まで読みましたが、結局晴れないまま終わってしまいました。
人間より遥かに高度な知能を持っているはずなのに、人工の建物に閉じ込められたり、共喰いしたり、命の源である食べ物の生産供給を人間に任せたり、と読み進むごとに疑問点が増えていきました。
作中にたくさん出てくる人間を捕食するシーンは、無惨に切り刻んだわりに食べ残しが多く、食べるためというより楽しんでいるようにも見え、抑えきれない旺盛な食欲とか、食糧難から逃れてきたといった設定に違和感を感じました。
話の展開もあちこち散らばって、興味のない所が深堀りされたり、肝心な所が端折られて、強引にあっけなく終わった印象です。
作者の意図と自分の感覚がとことん噛み合わないのだなと感じました。
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食糧人類-Starving Anonymous-