5.0
好みではある
ストーリーもキャラクターも好み。
ただ、絵柄とキャラクターに既視感があるというか。
この作家さんは奪還屋好きなのか、それともアシやってたのか。そう思うくらい似てる。
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8020位 ?
ストーリーもキャラクターも好み。
ただ、絵柄とキャラクターに既視感があるというか。
この作家さんは奪還屋好きなのか、それともアシやってたのか。そう思うくらい似てる。
主人公の性格が話が進むごとに「女が嫌う女」になっていくお陰で共感もできなくなっていき、読み進めるのがしんどくなる作品。
読者の何割かは周囲の女友達に似た思考を持つだろうし、その視点から主人公を見て、さらに読むのがしんどくなる。
主人公もその相手の男も結局のところ、似た者同士。
最高に自分勝手な二人に振り回される周囲が気の毒になる。
全話を読んだが、ストーリーそのもの自体は面白いものだった。きちんと起承転結はされているとは思う。ただ、それぞれのキャラクターの「味」がない。
こういうタイプの漫画は主人公は勿論、それを取り巻く脇役によってさらにストーリー展開が面白くなっていくものだと思う。
なのにも関わらず、この漫画は脇役どころか主人公そのものに「味」がない。
どんな悪役主人公でも、優柔不断な主人公だろうと、どこかしらに読者を引き込む「味」がある筈。不思議なことにそれがない。
言い方が乱暴になるが、主人公があまりに薄っぺらすぎて脇役がさらに薄い存在になっているのが、とても残念で仕方がない。
主人公の恋人に関しても、元凶である友人も、ライバル的な人物も、もっと掘り下げたり、心理描写などがあれば、それぞれの役割を果たせられた筈。
ストーリー自体は概ね面白い。ただ、そのストーリーに乗せるキャラクター作りがきちんと構成されていなかったと思う。
例えるなら、土台となる美味しいスポンジに対して、飾り付けに美味しくないクリームと収穫期前の果物を乗せたケーキ。
イラストそのものに関してはそれぞれの好みなどがあるから割愛。イラストに対して下品に「w」など付けて偉そうに上からものを言う人間がいるが恥さらしも程々に。
ストーリーそのものが面白かっただけに、キャラクターによって内容が薄くなっていて勿体ない作品でした
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セブン・エンド