アデルに会わなかったら、体の関係も無く、公爵夫人になれともエドリックは言わなかったと思う。
エドリックが腹の中では、“俺がこれくらいの女に振り回されるなんて”と思っているあたりが愛なんてあるようには思えない。
-
6
39位 ?
アデルに会わなかったら、体の関係も無く、公爵夫人になれともエドリックは言わなかったと思う。
エドリックが腹の中では、“俺がこれくらいの女に振り回されるなんて”と思っているあたりが愛なんてあるようには思えない。
エドリックはメリーがアデルと会っている所をきっと見てと思う。
食べ物を買いにアデルが行ったのも見ていて、メリーに声をかけた?
だから、わざと高級ホテルに連れて行って食事をさせた。
そして疲れたから、ホテルに泊まろうとまで。アデルと会ったと言うだけで、嫉妬と執着が倍増しる気がする。
この少しの会話でアデルはメリーを気に入った?メリーには人としての感情があるよ。そのくせエドリックとロザリンは政略的な考えが優先して、人間味など見られ無いもの。
下の者には威圧感たんまりで「銀鉱山をやるから、サッサと離婚しろ!」って、般若の面で怖いよ王女様…!
あっ、西洋だから、般若じゃなく悪魔👿?
アデルとメリーは似たような立場だけど、アデルは一応形だけはロザリンの家の後継者だ。
メリーに関わるアデルを見て、エドリックの気持ちが大きく変わる感じがする。かなりエドリックが怒っているし、その矛先はメリーにむけるよ。
エドリックはメリーを家族同様に思っているけど、家族の一員には考えて居ない。
増してや妹にして欲しいなど…。だけど、それを超えて伴侶はあり得ないと考えていたのか?この段階ではメリーに対する愛は無い様子。だったらメリーの望むように出て行かせれば良いのにエドリックの思いのままに振り回されているメリーが可哀想。
メリーはまだエドリックの母親に、着いていきたいと言わなかった。
それでも連れて行くと言えば良かったのに。怒ったエドリックの母親を見て早く出て行かなければ…と。
だけど喜んだエドリックはずっと一緒にと言うから、「本当の妹にして欲しい、メリーペルトンに」
ここあたりから、メリーもエドリックも予想外の人生を送る事になるの?
メリーの婚約候補の年配男性が、伯爵令嬢に替えて婚約したらしい?
貴族の爵位欲しさに商人も、より上の条件の良い方を選んだんだ。
だけど、もしかしたらエドリックが手を回していたりとか?
エドリックの母親の勧めた見合いに行ったメリーだが、相手の男性は「嫁資は無い…」と言った。おめかけさんになれと言う事?
エドリックがロザリンの家に行ったら、愛人まで堂々と出て来て挨拶?
それもエドリックと同じ指輪までしていた。ロザリンは愛人を置くのに、メリーを邪魔扱いしてきた…。
いくら愛ほ無くても腹立たないのエドリック。自分のプライドを踏みにじられていると思わないの?
帰って見たら、メリーはお見合い相手に会いに行っていなかった。
公爵夫人は逃げる~夫と生きる世界が違い過ぎて~
012話
公爵夫人は逃げる~夫と生きる世界が違い過ぎて~(12)