幼い頃から死というものを恐れて生きてきました。
みなさんが想像できないほど複雑な家庭で育ってきて、死が怖いと言うよりは、その過程を想像しては過呼吸になったり眠れなくなったり。
どのくらい苦しいのかな、練習しておこう。と、今考えるとなぜそんな年齢でそんな気持ちになったのかわかりませんが、小学校低学年から紐を吊るして限界まで首でぶら下がってみたりしていました。
でも、歳をとるとともに沢山の人を見送りながら、徐々に考え方も変わってきて、起こってもないことを想像して恐れながら生きるより、毎日今あることを考えた方が健康的だなと考える様になりました。
あるお医者様は1番理想的な死に方は癌であるとおっしゃっていたと聞いたことがあります。
期限がわかっていれば準備ができる。
痛みを緩和しながら
後悔しない様に休みを取り、会いたい人に会って、伝えたいことを伝え、なるべく綺麗に身辺整理をして(子供に見られたくないものや処分に困りそうな捨てづらそうなアルバム等)やりたい事をできる限りすませて、穏やかにその日を迎える事ができる。そう思うほどに過酷なお仕事なのでしょう。
私もそこまでではありませんが、毎日生活していて楽しいことばかりではありません。
子供も3人手が離れ、各々が毎日笑顔で過ごしてくれたらそれが私の幸せで、その子供たちの手を煩わせるような存在にはなりたくない。
上記の様な最後を迎えられたら幸せだろうなと考えるようになりました。
この作品を見てより、そうありたいと思いました。
明日がその日でも後悔のないように。
幸せの中で旅立てる山田ちゃん。
両親や佐藤ちゃんや残された人の気持ちを思うと複雑ではありますが、この経験を胸に、みんなが悔いのないその時を迎えられるように生きてくれたらいいなと願っています。
暖かい作品をありがとうございました。
-
0
死神さんは余命半年
183話
最終話 死神さんは余命半年