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1 - 5件目／全5件
5.0
考えてみれば毎日毎分どこかで誰かが亡くなっていて、しかもみんな病院や自宅の布団で亡くなるわけでもない。特殊清掃は珍しくもない仕事なんでしょうね。
どこかのアパートで、ホテルで、人の亡骸が運び出された後のお仕事の話です。昔、都市伝説として亡骸洗いのバイトの話をよく聞きましたが、それよりもより物語性があるかもしれない。その物語に引っ張られないように機械的に…ということだけど、自分ならどうだろう。こういう仕事は必須だけど、「やってます」とは言いにくいんでしょうね。少なくとも、そういう人と知り合う機会があれば、構えずにその事実を受け止めたいです。
そして直接関係ないんですが…怪談話には無念にも命を失った人の霊がよく登場するけど、こういう清掃員さんたちが綺麗に掃除してくれていることを考えると、亡くなったその場に化けて出る、というのはあまりピンと来ないな、と思いました。
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5.0
5年生の娘がおり、「14歳の母」が他人事ではないように感じながら読みました。
実際数年後にこうなってしまったら、私はどうするんだろう？正解もない、味方もいない（かもしれない）…。下手すると娘本人にすら、敵と思われる。そんな中、娘も孫も愛せるのか？？
その他の話も、大変興味深かったです。「ドゥーラ」という役割も、結構需要があるのではとも感じました。コロナの今、他人が寄り添うのは難しいかもしれませんが。
この漫画は中学の教科書か学級図書みたいにクラスごとに置いて欲しいくらいですね。というか、まず大人が読むべきものでしょう。
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5.0
重い内容もありますが、絵柄がふわっとしているからか、そんなに後を引く暗さはありません。看護側の裏側も書かれていますが、「それでも負けない！」みたいな綺麗ごとばかりよりはいいですね。
憎みながら、絶望しながら、何もかも忘れながら死にゆく人々。最後はこんな風なのか…と思いながら読みましたが、ここに登場する患者さんたちはまだマシなんでしょうね。
看護婦さんもヘルパーさんも、ここで働くだけで偉いと思ってしまいました。治って感謝されて出ていくことがほとんどないんですもんね。時折職員の暴力などニュースになりますが、あまりに「職員が」理不尽な目に合ってしまった時、そういうこともあるかもしれないと思います。もちろん暴力はダメですけど。
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5.0
面白かったです。これが読みたくてお試しで500円コースにしたけど、追加しようと悩むくらいには。
トリックがどうとかいうよりは、人間模様がメインだと思います。
主人公が関わる２、３件目の事件に富豪が登場するのですが、そのあたりがファンタジーめいているなと感じました。日本でそこまでスケールの大きい富豪って、あまりピンと来ないので。ただ、名前が特殊なのであえてそういう設定にしているんでしょうけども。あと、主人公の話をみんな素直に聞くところもややファンタジー。そういう話だと思って見てますからいいんですが、この辺は好みが分かれるかも？
主人公は大学生とのことですが、本人の日常生活は４１話の時点でもほとんど描かれないので、もっと日常に潜むミステリを描いてもいいんじゃないかと思いましたね。むしろこれからかもしれませんけど。
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3.0
いろんな男のいろんな部分にダメ出しする漫画。この内容なら、主人公を数話で変えないとマンネリ化するので、そこが残念。延々とダメ男しか来ないというなら主人公たちに問題があるのだが、女性側のダメさについては言及されないので、その偏りが気に障ってあまり長く読んではいられない。
特に主役の一人の相手がずーっと同じダメ男なので、さすがにイラっとする。
女性の方はサバサバしたキャリアウーマンで、最初の方に期間限定だから～のようなことを言っているが、ほぼヒモ状態の男の生活費を出してやり、世話をしてやり、でもダメ出しもする。ダメ男を一人前に育てる趣味があるというわけでもなく、ダメ男が好きというわけでもない。ましてや「ダメ男だけどこの人のここが好き」という描写も一切ない。
よって、この主人公に全く共感ができない。ダメンズ製造機の役を振られているんだとしたら、同じ男であることが物語としてイマイチかな。
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