2.0
強引だなぁ。と思いつつも読み進めていたのですが、あまりにも「ええっ?!」って言う内容が多かったので再レビューです。
まず師匠が蘇州に居たのがたったの半年。つまり主人公が医術を師匠から学んでいたのって、たったの半年って事ですよね?
いやいや〜。どんなに優秀な人でもそりゃ無理でしょ。
それなら「私、治癒魔法が使える事に気付きました!」とか、実は前世は医者という設定で記憶を取り戻した!言われた方がすんなり受け入れられるわ。
ほんのちょっぴり医術をかじっただけの人が開院しただけでなく、重い病専門とか、わたし医者だから見ただけで不妊だって分かるって言う言い訳とか、宮廷のお医者さんより腕が有るとか……。もうツッコミどころ満載です。
脈診だの薬草だのと言う治療方法の設定のお話なのに、血縁関係の話しのくだりでは、まさかの血液鑑定のセリフ。
主人公が次々とやり返していくのは爽快感がありますし、将軍様とのラブストーリーや宮廷内の陰謀云々など、面白い要素はあるのに設定が雑すぎてもったいない。
医療ものとしてははっきりいって☆0ですが、ざまぁ系としては面白いと思うので☆2つで。
- 10