5.0
なかなか…重いです…。
他レビューでは面白く描いていらっしゃると仰る方がいますが、
重くならない様に作者がしっかり考え尽くしているけれど、充分に重い雰囲気が伝わるし、夫の亡くなった直後の動揺や葛藤や悔恨や哀しみも相当なものだったと容易に想像出来るものだと、私は思いました。
今から少しずつ夫の死と向き合い、折り合いをつけて行こうとする過程が待っているのだと思います。
ここから先は紆余曲折あっても、この本を書く気持ちに至るまでの経緯なので、少しずつ良くなる方に向かうので、安心感を持って読めると思います。
オカルト等に懐疑的な方には不快な表現があるかも知れません。
凡ゆる事を含めて、作者にとってはその夫の死との折り合いに必要な事だったのでしょう。
とても続きが気になる良作です。
完読後にまたレビューしたいと思います。
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私の夫はある日突然殺された