熊谷ちほさんの投稿一覧

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政治家のご一行のお座敷に呼ばれた雪乃さんねえさんと明日香。誰かと思えば杉野謙一郎とその同士だった。杉野は明日香を見て、明日香の母親の彩香の若い頃そっくりだと告げる。そして自分達は結ばれなかったが、いつか息子の謙司と明日香を会わせて2人が結ばれてくれればいいと思う。

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雪乃さんねえさんが明日香に電話をくれた、吾妻とは別れてやはり芸妓 として祇園で生きて行くと決心したようで、立ち直ってくれた雪乃さんねえさんを明日香も喜ぶ。謙司は京大に受かり京の町に引っ越してきた。美佳は次期総理大臣候補の御曹司の謙司に執着する。何を基準に男を見ているのか。明日香は謙司に興味が無いと何度も美佳に伝えるが、そんな筈はないと美佳は聞き入れないが、謙司の心は美佳でなく明日香にあった。梨奈は舞妓と付き合ったりするなと釘をさす。梨奈が帰った後、美佳が謙司のマンションを訪ねてくる。美佳も美佳で自分との交際を梨奈が許すとでも思っているのだろうか。

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雪乃さんねえさんは吾妻と別れることにした。マスコミがマンションに張っていて部屋にこもっている事になったが、夜遅く変装した明日香が雪乃さんねえさんのためにお弁当を持って来てくれた。雪乃さんねえさんは明日香のやさしさと気遣いに改めて感服したのだった。

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吾妻の件で外はマスコミで大騒ぎになっていたが、康平が間に入ってマスコミを追い払ってくれた。礼を言う明日香に、舞妓は祇園の宝だから大事にしないといかんと言われ、明日香も嬉しく思う。お座敷に行く途中美佳に会うが、相変わらず美佳は嫌味の一言でも言わないと気が済まない性格らしい。明日香は気にしないでお座敷に向かうと、馴染みのお客さんで、今回の件は気にしないで気張るんやでと応援して貰えホッとする。

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吾妻征四郎はとんだ狸オヤジだ。これで雪乃さんねえさんが吾妻と別れられるといいのだが。雪乃さんねえさんがこれで明日香に敵対心を燃やす様な人でなくてよかった。自分も傷ついているのに明日香を気遣ってくれている。屋形のおかあさん、房子ねえさんもそうだ。そして東京では明日香の母、彩香も心配しつつ負けたらいけないとエールを送っていた。明日香も芯の強い子だ、休んだりせず負けずにお座敷をつとめるという。

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舞妓としてスタートして順調にお座敷から声もかかっていた。謙司は宿命を自分のいいように解釈して、美佳とこれからは会わずに明日香を思っていくと心に決めたが、美佳の肉弾戦に抗っていけるかは正直わからなかった。明日香は謙司が何者であるかをよし野のおかあさんと房子ねえさんに話したことにより心がだいぶ軽くなった。そこへ前に吾妻征四郎 に連れられて来たことのある若手歌舞伎役者で明日香を落とそうと狙っている友近のお座敷な呼ばれ、明日香は驚く。

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謙司は京大を受験することになり、京の町に居た。同級生に口裏を合わせてもらって、祇園の舞妓美佳と会う約束をしたが、謙司の心は明日香にあった。美佳は相変わらず謙司を自分のものにすると高飛車に明日香に宣言するが、明日香は謙司の事は何とも思っていないと美佳につげるが負け惜しみと一括されてしまう。明日香は謙司の母梨奈が自分の母彩香に敵対心を持っている事をまだ知らず、何故自分を暴漢に襲わせ様としたのかを探る為、もう一度謙司と接触する機会を持ってみようと考える。謙司は夜美佳に会う前に明日香に会おうとよし野に向かう。今出掛けているということだったが偶然明日香に会えた。梨奈も黙っているような女ではない、今度はどんな手に出て来るつもりなのだろうか。

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祇園のお化けの日、祇園の芸妓、舞妓はそれぞれに仮装をし祇園の町をまわる。雪乃さんねえさんと明日香は羊に扮し自分達も楽しみながら、仮装を楽しみにして集まった町の人や観光客も楽しませながらお茶屋さんに向かう。最後のお座敷は歌舞伎役者の吾妻征四郎と、祇園が初めてだという2人の後輩たちだった。吾妻が酔ってないといいねと言いながらお座敷につくと吾妻は悪酔いはしておらず、五人でお座敷遊びをし、真摯に2人の後輩を指導をする吾妻の姿にもふれる。帰りに雪乃さんねえさんのが明日香に言ったとおり、歌舞伎役者の後輩の一人が明日香をものにすると宣言していた。

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舞妓として順調にお座敷をこなしていく明日香だった。美佳こと萩美は相変わらず顔を合わせる度に明日香に対してマウントをとってくる。そんな萩美に明日香がおねえさんの客を取ろうとしていると噂がたっていると聞かされる。誤解を解こうと明日香は夜遅く雪乃さんねえさんのマンションを訪ね、吾妻にセクハラをされたことは伏せて噂は誤解で明日香にそんな気持ちは毛頭もないと伝える。雪乃さんおねえさんは明日香は悪くないとわかっていてくれたが、吾妻は無類の若い女好きだからと涙を流す。

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舞妓になった明日香は吾妻征四郎の 座敷に呼ばれた。雪乃さんおねえさんも後から来ると明日香は思ったが、今夜は雪乃さんおねえさんは呼んでいないという。明日香は雪乃さんおねえさんに後ろめたさを感じるが、取り敢えずお座敷をつとめることになる。だが吾妻は酔った振りをいいことに未成年の明日香に酒を飲ませたり、胸元に手を入れてきたりした。よし野やお茶屋のおかあさん達は吾妻の酒癖、女癖を心配していた。