5.0
ただ、愛しい。
もう何十年も経っているはずなのに、未だ色褪せない名作です!
西遊記をモチーフにした作品はジャンルを問わず山のようにありますが、これほどキャラの立った作品も珍しいでしょう。
少なくとも私はこんなに柄の悪い三蔵法師は見たことがない‼
そして、これほど三蔵法師を愛しいと思ったこともない。
西遊記ものといえば、孫悟空にスポットが当たりがちですが、この「最遊記」は三蔵にも悟空にも、そして沙悟浄や猪八戒にもそれぞれにしっかりとスポットが当たります。
読むほどに、彼らの存在が、ただ痛いほどに愛しい。
なかなかここまで愛せるキャラに出会えることもないでしょう。
本当に、たくさんの人に彼らを愛して欲しいです。
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最遊記