5.0
心の闇がリアル
コンプレックスや、抱えている心の闇が、それぞれリアル。特に、真矢萌編が、ホストに填まり、沼堕ちしていく様が、作者は実際に体験したかの様に、心理的描写含めリアルに感じる。自分自身の容姿にも自信が無い萌が、職業がホストで無ければ、きっと人格的にも優しく、見た目も完璧な楓の底知れぬ優しさに、深く沼堕ちして行く感情が、麻痺する程の感覚が一番怖く恐ろしく感じた。楓の優しさは時には凶器にも狂喜、狂気にもなり、人を時に狂わせる。
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4
明日、私は誰かのカノジョ