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剣道の試合で目の前で父っちゃが死んだのを見た六三四。剣道をやらなくなった六三四の気持ちを思い、母っちゃも六三四を見守り好きなことをさせてあげます。大切な人を突然失った母っちゃ、六三四は懸命に毎日を過ごします。
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剣道の試合で目の前で父っちゃが死んだのを見た六三四。剣道をやらなくなった六三四の気持ちを思い、母っちゃも六三四を見守り好きなことをさせてあげます。大切な人を突然失った母っちゃ、六三四は懸命に毎日を過ごします。
おおらかで大きな父っちゃ、厳しいけど愛情深い母っちゃ、わんぱくな六三四。この頃は読むとほっこりします。この後のことを考えるともう。。゚(゚´Д`゚)゚。
華麗な剣さばきの天才修羅と勝負時のヒラメキが尋常ではない感性の六三四。天性の才能を持った二人がライバルを得てより一層強くなったのでしょうね。死力を尽くした後の礼の姿が印象的です。
そして佳代さん、天国の栄一郎へ語りかけるのにホロり。
六三四は亡き父といつも心の中で対峙して、考え前向きに努力してきた。身をもって父の教えを六三四に伝える大石が本当に頼もしくも温かい、力強い存在ですね。
大石~。゚(゚´Д`゚)゚。
あんなにわんぱくで悪ガキだった大石が、逞しく頼もしい青年になりましたね。まだまだ世界は広く、強い相手が必要な六三四には頼もしすぎる存在です。大石が尊敬していた六三四の父っちゃ、栄一郎の葬式で、俺は夏木先生を越える。俺を倒し六三四にお前は第二の虎になれ、と励ました大石。その誓いのために六三四を鍛えるため自分のキャリアより六三四の高校の監督になったのだから胸熱です。
頼もしい存在ですね。
成長した六三四が生家に帰り、父っちゃがなくなるまで、母っちゃと十一と幸せに伸びやかに暮らしていた時を思い返します。大きな愛情で見守ってくれた父の強さを成長しなお強く感じる六三四。
剣道だけでなく家族の絆、人の心の成長がこの漫画の魅力ですね。
嵐子ちゃん、いじらしい。。
親友だった六三四が体格も剣の凄みもどんどん変わって切ないね。
父っちゃの上段の教えを思い返し、強くなろうとする六三四。心の中に住む尊敬する強い父。
父子の絆にほろりとしますね。
お調子者な嵐子ちゃんが六三四を庇うところがいいね。
六三四と同じ歳の頃の父っちゃが出てきます。
わんぱくなところも剣一筋のところも、六三四とそっくり。
そして最期に佳代さん。女で一つで六三四を強く優しく愛情深く導いていますね。流石は鬼ユリ。
父栄一郎が亡くなって、母子とも無理をして頑張ってきたと思うのです。佳代は時に父の顔で六三四を強く厳しく諌め、母の愛情で六三四が立ち直るまで好きなことをさせてあげようとスキー道具を与えたり、道場に通わせたり大きな愛情で見守ってきた。
六三四はこの試合で死ぬまで闘い続けた父を思い出し、父の気迫さながらの上段で立ち向かいます。
その姿を見て栄一郎の構えとそっくりと、喜びに震える佳代。
わんぱくだった六三四が悲しみから剣士して大きく成長する話です。大きな父を失ってから成長するまで丁寧に描かれ見事ですね。
六三四の剣
048話
竹刀をすてた六三四の巻